西暦1600年、天下分け目の大戦、関ヶ原の戦い。
薩摩、島津家の武将、島津豊久は身を挺した撤退戦の後、死地から抜け出し一人山中をさまよっていた。
降りしきる雨の中、たどり着いたのは無数の扉のある廊下のような部屋。
豊久はそこにいた謎の男『紫』を問いただす間もなく石扉の向こう側へと送り込まれてしまう。
そこはオルテと呼ばれる国家が支配する世界、人間とデミ・ヒューマンと呼ばれる「人ならざる」ものが暮らす異世界だった。
異なる時代から先に流れ着いていた織田信長、那須与一ら歴戦の英雄とともに豊久は揺らぐことのない武士の思想で異世界の戦場を疾り駆ける!
わかりにくい。
2020/12/8(2016年)