家庭菜園で初心者がやってはいけないこと!おすすめの野菜ならうまく育つ?

家庭菜園で野菜を作ります。
ここ数年チャレンジしている初心者ですが、毎年たくさん採れる野菜とまったく収穫できない野菜があります。

家庭菜園初心者が作る野菜!食べたい野菜でおすすめの野菜

きゅうり_2018年

一番のおすすめ野菜は
「きゅうり」!

昨年も2~3か月のあいだ、毎日2、3本の収穫がありました。

うんちくうんちく
うちは4人家族だったけど、毎日きゅうりを食べられたんだ。
なす_2018年

おすすめ野菜のもう一つは…「なす」!

ざつがくさん

ざつがく

なすも毎日2個ほど取れたので、炒め物や漬物にしておいしくいただきました。
ミニトマト_2018年

最後のおすすめは、「ミニトマト」です。

うんちくうんちく
高リコピンのミニトマトと甘~いミニトマトの2種類を栽培したよ。

家庭菜園の年間スケジュールは?四季ごとのおすすめ野菜とは

家庭菜園の植え付け時期

春に苗を植えるのがおすすめの野菜

  • きゅうり
  • なす
  • ミニトマト
  • トマト
  • オクラ
  • にがうり
  • 枝豆
  • メロン
  • すいか
  • ピーマン
  • とうもろこしなど
うんちくうんちく
家庭で作って食べたい野菜は、ほとんど春に苗を植えるんだね。

夏に苗を植えるのがおすすめの野菜

  • ブロッコリー
  • ほうれん草
  • ネギ
  • ニンニク
  • レタス
  • 小松菜
  • 青梗菜
  • ニラ
  • じゃがいも  など
ざつがくさん

家庭菜園で作るにはちょっと難しそうな野菜が多いかな。

秋に苗を植えるのがおすすめの野菜

  • いちご
  • もも
  • すもも
  • りんご
  • ブルーベリー
  • ほうれん草
  • エンドウ  など
うんちくうんちく
秋になると果物が多くなるね。

冬に苗を植えるのがおすすめの野菜

  • エンドウ
  • ウド  など
ざつがくさん

家庭菜園も冬になると作り始める野菜、果物はあまりなくなるんだ。

家庭菜園の収穫時期

5~6月
ニンニク

5月中旬~7月
イチゴ

6月~9月
オクラ
キュウリ

6下旬~9月
ナス

6~10月
ピーマン・パプリカ

7月~8月
枝豆
ミニトマト
スイカ

7中旬~9月
ニガウリ

うんちくうんちく
収穫時期を考えて家庭菜園に植える野菜を考えてみるのも良いかも。

家庭菜園に必要な庭は広くないとダメ⁉猫の額ほどの庭でも大丈夫⁉

家庭菜園に必要な広さとは

家庭菜園を始めようとしたとき、気になるのは庭の広さですよね。
猫の額ほどの広さしかない庭でも家庭菜園を始められるのか?

心配いりません。

大丈夫、どんな広さの庭でも野菜を作れますよ。

だってベランダでプランターでも野菜は作れるんですから。

広い庭で家庭菜園をはじめようとする方は、作る野菜の種類とどれだけの量を収穫したいのかで検討するといいと思います。

家庭菜園の長さは株間で決まる

家庭菜園の長さは作る野菜の株間(かぶま)を考えて決めることになります。
※株間:野菜と野菜の距離

キュウリ
株間:40~60cm

ナス
株間:50~90cm

ミニトマト
株間:60cm

ニンニク
株間:15~20cm

枝豆
株間:20~30cm

オクラ
株間:30cm

ピーマン
株間:40cm

家庭菜園の幅は条数と畝幅で決まる

家庭菜園の幅は畝幅(うねはば)を考えて決めることになります。
畝:畑の土を盛り上げて野菜を植える場所を作ったもの

畝幅は、植える野菜の根や茎葉が大きく広がるかどうかで検討します。

大きく広がる野菜は60㎝程の畝幅で1条植え(1列で植える)します。

2条植え(2列で植える)にする時は、その野菜にあった条間をとって畝の幅を決めます。

キュウリ
条間:45cm程度

ナス
条間:50cm程度

ミニトマト
条間:45cm

枝豆
条間:30~40cm

オクラ
条間:45~60cm

ピーマン
条間:45~60cm

ニンニク
条間:5~10cm

例としてニンニクを2条植えにする場合、条間が10㎝程度必要なので、10cm+畝の端まで15㎝+15㎝で合計40㎝必要になります。

2畝作る場合は畝の間に作業用の通路幅が30cmは必要なので、40㎝+30cm+40㎝で110㎝必要ということになります。

このような考え方が基本となりますが、自分の庭の形状に応じて結構、融通は利きます。

猫の額ほどの庭でも全然問題ありません!

うちなんか下の写真のように20㎝ほどの幅しかないところで家庭菜園を楽しんでいますから。

うちの猫の額な庭

テラスと駐車場の間の猫の額ほどの土のある場所

うんちくうんちく

畝が要らない野菜もあるよ。
カボチャ、スイカ、冬瓜、ヘチマ、オクラ、サヤインゲン、サヤエンドウ などは畝は作らなくても大丈夫。

うちでは株間も畝幅も条間もあまり深く考えないで、猫の額ほどの、ある限りの土地で楽しく野菜作りを楽しんでいます。 かなり収穫もあるし、趣味と実益を兼ねた家庭菜園になっています。

家庭菜園の土づくりで石灰は必要⁉本当に必要な土づくりとは

石灰が必要な理由とは

良い土とは、通気性や排水性が良い土、保水性や保肥性が高い土、pHが中性から弱酸性の土、根が張りやすい土、微生物がたくさんいる土などと言われています。

そのための、土づくりの中でも必ず必要になり、「pHが中性から弱酸性の土」に重要なのが石灰です。

うんちくうんちく

雨が多い日本では、土壌のpH(ピーエッチまたはペーハー:水素イオン指数)はほぼ強酸性になっています

ところが多くの野菜は中性から弱酸性の土壌が生育に適しているので、アルカリ性の石灰や苦土石灰(くどせっかい)をまぜて中和することが必要なのです。

野菜は、酸性の土壌ではリン酸が吸収しにくくなったり、根っこが痛んだりするし、アルカリ性の土壌ではマグネシウムや鉄の吸収が阻害されるので中性から弱酸性の土づくりが必要なのです。

正しいpHは判定キットで測定するのですが、だいたいpH6.0を下回ると石灰が必要になります。

pH値を1.0アルカリ性にするためには、目安ですが、1㎡あたり消石灰で60g、苦土石灰で100gを加えます。

あまり細かく計るのは大変なので、うちでは苦土石灰を1㎡あたり2握り程度(地表がうっすらと白くなるくらい)加えて耕しています。

ただ、酸性に弱い野菜を栽培するときは石灰を蒔きすぎてアルカリ性にならないように注意したほうがいいです。

pH別作れる野菜

酸性に強い野菜(pH5.5~6.0)
水稲、サトイモ、ジャガイモ、トウモロモシ、ダイ コン

酸性にやや強い(pH5.5~6.5)
シュンギク、ツケナ類、ハクサイ、キュウリ、ナス、 トマト

酸性にやや弱い(pH6.0~6.5)
キャベツ、エンドウ、オクラ、インゲン、ピーマン・パブリカ

酸性に弱い(pH6.5~7.0)
ホウレンソウ、ネギ、タマネギ、レタス、ダイズ

必要な土づくりとは

石灰は野菜の根を痛めたり、肥料と反応してガスを発生させたりするので、元肥を使うことを考えると、野菜を植える4週間前に蒔いておかなければなりません。

元肥を加える

元肥も直接野菜の根に触れると根っこが痛むので、植え付けの2週間前までに行うのが一般的です。

ざつがくさんざつがくさん
元肥とは、野菜を植える前に畑に加える肥料。
野菜を植えてから収穫するまでの効果が必要なので、遅効性の有機肥料が使われることが多い

まとめ

  1. 植え付けの4週間前~石灰を加える
  2. pH値を弱酸性から中性にするために(目安として)1㎡あたり消石灰で60g、苦土石灰で100gを加えます。
  3. 植え付けの2週間前~元肥を混ぜ込む
  4. 野菜を植えてから収穫するまでの効果を得るため、牛糞、米ぬか、腐葉土などの堆肥を加えます。

家庭菜園の土づくりで菌を育てる⁉良い菌を増やし悪い菌を減らずには⁉

土づくりで育てる良い菌とは

家庭菜園の土づくりで良い土とは、通気性や排水性が高い土、保水性や保肥性が高い土などがありますが、これらは土中の微生物の働きによる効果です。

微生物の中でも特にいい働きをする良い菌が土の中に多く存在する状態を作ってあげることが大切です。

良い菌を増やすと、土を改良したりするよりも、良い土になる高い効果があるのです。

ただ耕したりしただけでは、その時はふかふかで水持ち肥料もちが良くなりますが持続しません。

良い菌、悪い菌とは

良い菌としては、乳酸菌、酵母菌、光合成細菌、放線菌などがあります。

これらが空気中などの多種多様の菌と混入増殖し、多くの菌の集合体になります。

悪い菌の微生物としては、糸状菌、フザリウム属菌などがあります。

連作障害(同じ野菜を毎年同じ場所で作るとうまく育たない)と呼ばれる生育傷害は、糸状菌が原因であることが多く、このような菌を抑えるためには良い菌が大切となります。

良い菌の微生物にとって居心地の良い環境を作ることができれば、微生物は増殖を継続するのです。

うんちくうんちく
居心地のいい環境とは、
物理性:土の構造、通気性、水はけ(排水性)、水持ち(保水性)
化学性:pH(酸性度)、肥料成分
これらの条件が満たされたところに微生物資材を使い生物性の多様性を満たせば良い土づくりができますよ。

微生物資材とは

乳酸菌もみがらぼかしや、みどりの放線菌、醗酵ニームケイクのほかにもユリ科のニラ・ネギ・アスパラガスの根にはセンチュウなどの病害を抑制する働きがあるようです。

ユリ科を輪作しても、善玉微生物は増えるようです。アスパラの根を粉砕して土に混ぜるのもいいかもしれません。

生物性がよくなると化学性・物理性もよくなり、水はけが改善して物理性がよくなると、生物性・化学性もよくなるなど、この相乗効果でますます良い土壌となります。

我が家の家庭菜園ではそこまで本格的には土づくりをしていません。

堆肥と苦土石灰で基本の土づくりをしています。

堆肥は、落ち葉、雑草、生ごみ、米ぬか、油粕、牛糞などを微生物の働きで発酵・分解させて作ったものなので、土に入れることで、堆肥にいる微生物を土に供給し、また、堆肥に含まれる有機物が土壌微生物の餌となることで、土壌微生物が豊かになります。

まずは、基本の土づくりの家庭菜園を楽しんで、本格的に野菜作りをする時には良い菌を増やすことを考えようと思います。

家庭菜園に最適な庭の方角は⁉やはり日の当たる東や南でないとダメ⁉

東西に横長の方角が理想

野菜には日当たりで良く育つ品種と、あまり日当たりがないところでも育つものがあります。

なので作る野菜にもよるのですが、理想はまんべんなく日当たりが期待できる東西に横長の形です。

うんちくうんちく
南北に長い庭でも、北側に背の高い野菜を植えて南側に低いものを植える工夫をすれば日当たりをよくすることもできるね。

小学校で光合成を習ったように、植物は根や葉っぱに吸収された水と炭酸ガスから、葉緑体で光を利用して炭水化物を作ります。

うちの家庭菜園は、はぼ東西の方角になるのですが、朝日が庭の奥のほうに当たった後、隣の建物の陰に太陽が隠れてしまい、午後2、3時ごろから南西の日光が当たり始め、夕方まで西日が当たっています。

こんな方角、日当たりの家庭菜園で、決して最適な方角から長時間日が当たっているとは言えませんが、キュウリ、ゴーヤ、ナスはたくさん採れますし、トマトも十分育ちました。

キュウリとゴーヤは緑のカーテンの役割も十分果たしてくれるほど成長しました。

緑のカーテンができるころには、朝、掃き出し窓を開けると目の前にキュウリやゴーヤがぶら下がっていて、それを収穫して食材にしていました。

わざわざ玄関から外に出て収穫に行かなくてもよく、とても楽で楽しくおいしい家庭菜園となりました。

うまく育たなかったのは、パッションフルーツです。

緑のカーテンの役割と食後のフルーツを狙って植えてみたのですが、2回チャレンジして2回ともうまくいきませんでした。

日当たりの良いところを好む野菜

陽性植物(陽地性植物):1日中(およそ6時間以上)直射日光が当たるところを好む野菜

ざつがくさんざつがくさん
春から夏にかけて栽培する野菜は、日当たりの良いところを好み、強い光の当たることを好むよ。
  • キュウリ
  • カリフラワー
  • ナス
  • キャベツ
  • ハクサイ
  • トマト
  • マメ類
  • トウモロコシ
  • ピーマン
  • オクラ
  • ニンジン
  • サツマイモ
  • カボチャ
  • ダイコン
  • ゴボウ
  • セロリー
  • タマネギ
  • とうがらし
  • スイカ
  • メロン など

日当たりが悪くても大丈夫な野菜

半陰性植物(半陰地性植物):半日(およそ3~4時間)くらいは直射日光が当たるところを好む野菜

うんちくうんちく
日当たりよりも他の条件の方が育ちに影響する野菜もある。
こういう野菜は温度と水分がより重要な条件となり、真夏の日当たりの良い時よりも、春や秋の方がよく育つよ。
  • イチゴ
  • サトイモ
  • じゃがいも
  • ショウガ
  • 春菊
  • ネギ
  • ホウレンソウ
  • アスパラガス
  • パセリ
  • サラダナ
  • レタス など

日当たりの悪いところ、日陰を好む野菜

陰性植物(陰地性植物):直射日光の当たらない半日陰から日陰を好み、1日1、2時間の日照でも育つ野菜

  • ミツバ
  • フキ
  • ニラ
  • ミョウガ
  • ワラビ
  • セリ
  • クレソン など

収穫したい野菜を確認して一度はトライしてみてください。

ダメだったら、翌年は違う野菜にしてみるなど、うちのように、トライ&エラーで楽しみましょう。

野菜の育て方は簡単⁉簡単に野菜を育てる方法とは

簡単な土の準備

1.土を掘り起こし、塊があれば細かく砕く
2.土を酸性からpH6.0~6.5に調整するため、苦土石灰、消石灰などをまぜる
3.1~2週間後、牛糞堆肥などの有機物をまぜる
4.有機物と一緒に栄養分となる元肥を混ぜ込む

畝をマルチで覆ってから野菜の苗を植え付けると、朝晩の温度が下がった時でも土の温度を保てたり、乾きすぎや雨の跳ね返りからの病気を防ぐことができるのでお勧めです。

簡単な良い苗の選び方

自根苗(じこんなえ)または実生苗(みしょうなえ)と接木苗(つぎきなえ)とは

うんちくうんちく
自根苗、実生苗とは種から育てた苗で接ぎ木していない苗のこと。
病気などに強い他の品種(台木)に接木した苗を接木苗というんだ。

苗の特徴
耐病性、成長速度は自根苗・実生苗<接木苗
価格は自根苗・実生苗<接木苗
収穫期間(収穫量)は自根苗・実生苗<接木苗

価格が自根苗の3倍以上するのを許容できるなら、接木苗のほうが良い結果が得られる。

茎や葉の良い状態とは

1.葉が厚く色が濃い
2.茎が太く、まっすぐ伸びている
3.葉と葉の間がつまっている
4.地面に触れている株元が安定していて、ぐらついていない

簡単な苗の購入時期とは

作物の種類や収穫の時期に応じて植え付けの時期が異なるため、植え付けの直前に購入するのが良いでしょう。

ただし、根が腐りやすい植物は、種から育てたほうが良い野菜もあります。

  • 大根
  • ニンジン
  • ホウレンソウ
  • 白菜
  • 枝豆 など

簡単に連作障害を避ける

ざつがくさんざつがくさん
連作障害とは、同じ場所で同じ仲間の野菜を続けて栽培すると、その野菜を冒す病原菌や有害線虫(ネマトーダ)が多くなったり、土壌の中の養分が不足したりして、野菜の生育が悪くなることだよ。

連作障害を起こさないために栽培の期間を開ける必要があります

5年以上あける野菜
エンドウ、ナス、ミニゴボウなど。

3〜4年あける野菜
キュウリ、ソラマメ、トウガラシ、トマト、ピーマンなど

2年はあける野菜
キャベツ、小カブ、サヤインゲン、ジャガイモ、ハクサイなど

1年あければ大丈夫な野菜
シュンギク、ネギ類、オクラ、ホウレンソウ、レタスなど

連作障害が出にくい種類
カボチャ、サツマイモ、ダイコン、タマネギ、トウモロコシ、ニンジンなど

簡単な野菜別の育て方

キュウリの育て方のコツ

  1. 生育スピードが早いので、肥料切れと水不足を起こさないようにする
  2. 株間は40~60cm、pHは5.5〜6.5くらい
  3. コンパニオンプランツにネギを2本底に置くと、つる割れ病を防ぐ拮抗菌が繁殖して病原菌を防ぐ
  4. つるがどんどん伸びるので、子づるは摘心して、親づるだけを伸ばし風通しを良くする
  5. 収穫が遅れるととても大きくなり、食感や食味も薄れるので、早め早めに収穫する
  6. 生育初期に根を十分に伸ばして、根張りを良くするため5節〜8節までのわき芽・雌花は摘み取る
  7. それより上にあるわき芽は子づるとして伸ばす
  8. 子づるに雌花がついたら、その先についている葉を2枚残し、そこから先のつるは摘み取る(子づるに1〜2果が目安)
  9. 親づるはネットの先端まで届いたら摘心すると、親づるの中段あたりから子づるが出てきて収量が増える
  10. 収穫が始まったら株元の古い葉や大きい葉、黄色に老化した葉や病害虫に侵された葉を取り除く
  11. 実がなりだした頃に、1回目の追肥を株間におこない、収穫が続いている間は、2週間に1回のペースで追肥する
  12. 1回目は株元に、2回目は畝の肩に施すように追肥の場所を変える
  13. 果実の肥大期に水分が不足すると、曲がり果や尻細り果など「変形果」を生じやすくなるため、水やりはしっかりと行う 
うんちくうんちく
コンパニオンプランツ(共栄作物、共存作物)とは、 違う種類の野菜を混植することで、病害虫を抑えたり生長を助ける野菜のことです。

トマト・ミニトマトの育て方のコツ

  1. 甘いトマトを作るためには乾燥気味に育てる
  2. 水はけのよい高畝、マルチシート、雨よけ屋根などで過湿を避ける
  3. 周りにワラを敷くことで雨はね防止にするのもよい
  4. 生育には強い光が必要であり、不足すると軟弱徒長し、花数が少なく、花質も落ち、落花も多くなる
  5. 株間は60cm、pHは5.5〜6.5くらい
  6. ナス科の野菜との連作・近い場所での植付けはしない
  7. コンパニオンプランツには植え穴にはニラ、株間に落花生
  8. 過湿はよくないので、排水性が良くない場所では高畝にする
  9. 茎葉が育って実をつけるので肥料切れしないようにする
  10. 初期は肥料が多いと葉や茎ばかりが茂り、実がつかない「つるぼけ」になりやすいので、元肥は控えめにして追肥をしっかりする
  11. 茎から根が出やすいので寝かせて植えることで、茎の部分から根(不定根)を出させ、吸水力、吸肥力を高めて、樹勢を強くして収穫量を増やすことができる
  12. 接木苗は穂木から根が出てしまうと接木の意味がなくなるので寝かせ植えはしません
  13. 茎葉が茂りすぎて花芽がつきにくくなり、風通しも悪くなるため、葉の付け根から出てくるわき芽は全てわき芽かきをする(1週間に1度)
  14. ハサミで切ると樹液を介してウイルス病に感染することがあるので、手で摘み取る
  15. 4〜6段目の花房ができたら先端を摘芯する
  16. この時、実に養分が届きやすくするため、最も上の花房より上に出ている2〜3枚の葉を残しておく
  17. この頃、第1果房より下の葉をすべて取り除き、風通しと日当たりを確保して病気予防
  18. 開花後55〜60日後でガクが反り返ったら収穫
  19. ミニトマトは収穫が遅くなると割果や落果の原因となる

ナスの育て方のコツ

  1. 茎葉を伸ばしながら実をつけるので、肥料切れを起こさないように、元肥は十分入れ定期的に追肥する
  2. 同じナス科でも、トマトは肥料が多いと枝葉ばかりで実がつかない「つるぼけ」になりやすいが、ナスはなりにくい
  3. 株間は50~90cm、pHは5.5〜6.5くらい
  4. 連作障害が出やすいため、同じ場所での栽培は6〜7年あける
  5. コンパニオンプランツはパセリやネギを一緒に植える
  6. 1番花が咲いたら、花の下にある側枝2本を残し、主枝と側枝2本の3本仕立てにする(または主枝と側枝1本の2本仕立て)
  7. それ以外のわき芽は切り取る
  8. 植え付けから3週間後に1回目の追肥でボカシ肥や鶏糞を株間に蒔く
  9. 1回目の追肥以降は、2週間に1度のペースで根の先端に追肥
  10. 雌しべが雄しべよりも長くなっていると肥料が足りているが、雌しべが雄しべに埋もれて見えない場合はすぐに追肥
  11. ナスは1つの花の中に雄しべと雌しべがあり、中心に1本だけある白いのが「雌しべ」、その周りを囲むように複数本ある黄色いのが「雄しべ」
  12. 果実がつくと大量の水が必要となるため、水切れに注意して、十分に水を与える
  13. 1〜2番果は早めに収穫して株を強くしたほうが良い
  14. 夏は高さ40cmくらいまでの葉や古い葉、枯れた葉もこまめに取り除く
  15. 収穫は品種によるが、一般的な長卵形品種なら、長さ12cm〜15cm
  16. 収穫が遅れると、皮が固くなり中の種も熟して食味の悪いぼけたナスになる
  17. わき芽は1、2花着生したら、1葉上を摘心して止める
  18. 収穫したら下部の葉を1〜2枚残して枝を切る(切り戻し)
  19. 残した葉の根元から生えたわき芽を伸ばし、同様に摘心・切り戻しを繰り返す

オクラの育て方のコツ

  1. 寒さに弱い野菜なので10度以下では低温障害を起こすため寒い時期の植え付けは避ける
  2. オクラは連作障害にならないためには栽培の間隔を1年以上あける
  3. 草丈が高くなる野菜なので、株間30cm、畝幅90cmくらいが良い
  4. pHは6.0〜6.5くらい
  5. オクラは高温を好む野菜なので、マルチシートを張っておき、地温を上げておくと良い
  6. 元肥が多すぎると茎葉が多く育って実つきが悪くなるので堆肥と元肥は適度に施し、追肥を適度に使用する
  7. 若葉にはアブラムシがつきやすいので、防寒対策にもなる寒冷紗や不織布を使用するとよい
  8. 肥料切れになると、葉が細るので追肥を行う
  9. 開花から4、5日、長さ6〜7cmで収穫する
  10. 収穫の時期は品種にもよるので、手で触って柔らかい内に収穫する
  11. 取るのが早過ぎると種なくネバネバがなく、遅れると皮が固くなって美味しくなくなる
  12. 摘葉は、1本収穫するごとに2段下の葉を切り取る
  13. 摘葉により、養水分を上の若い葉に回すことができ、風通しもよくなって病害虫の予防にもなる
ざつがくさんざつがくさん
オクラは成長が早く、どんどん収穫できて多すぎて困る場合、成長を遅くするため、一か所に4株ほどを育てると、樹勢が弱まるので生育が遅くなり、高さも低く、さやもゆっくり育つようになるので参考にして。

ピーマン、パプリカの育て方のコツ

うんちくうんちく
ピーマン、カラーピーマン、パブリカの違いは?

ピーマンもパプリカもトウガラシの甘味種で、ピーマンは未成熟で緑色のもの。
ピーマンが完熟して色づいて赤色や黄色、オレンジなどなったものがカラーピーマン。
パプリカはカラーピーマンのうち大型で肉厚な品種のことなんだ。

  1. 高い湿度にも乾燥にも弱い野菜なので高畝にして水はけを良くする
  2. 肥料を切らさないように、定期的に追肥を施しながら育てる
  3. カラーピーマン・パプリカは、完熟してから収穫する
  4. 株間40cm、畝幅60cmで畝高20~30cmに植え付ける
  5. pHは6.0〜6.5くらい
  6. リン酸の肥料を使うと実の付き方が良くなる
  7. 茎が弱いので風で折れないように植え付け時に支柱を立てる
  8. 連作障害にならないように間隔を3~4年あける
  9. コンパニオンプランツはマメ科の落花生で、土壌を肥沃にし菌根菌がリン酸を吸収しやすくする
  10. 株を大きくするために1番花は摘み取り、栄養分が実に行かないようにして生殖成長を防ぐ
  11. 枝が横に広がり強風や実の重さで株が倒れたり、枝が折れたりすることがないように、高さ130cm程度の支柱を立てて主茎をひもで結び、側枝もひもで支えるようにする
  12. 1番花のついたすぐ下の2本の枝を伸ばし、その下のわき芽はすべて摘み取って3本仕立てにする
  13. どんどん成長して風通しが悪くなり病害虫が発生しないように、また実がつきすぎて樹が弱らないように、枝を間引いたり、内側に向かって伸びる茎を摘芯して花の数を減らす
  14. 植え付けて1ヶ月後くらいから、2週間に1度くらいで追肥する
  15. ピーマンは開花から20日前後、パプリカは30日前後で収穫できる
  16. パプリカは実がついてから完熟して収穫できるまで1ヶ月ほどあるので雨よけをする
  17. 収穫の度に内側のわき芽は摘み取っておく
  18. ピーマンやパプリカは、未熟でも完熟でも食用になるため、いつでも取ることができる 株の勢いが弱いときは若採りし、逆に樹勢が強いときは完熟させるなど株の生育みながら収穫する

家庭菜園の様子をブログで紹介していきます⁉今年はどれくらい収穫できるのか⁉

今年のうちの家庭菜園

うちの猫の額な庭

今年は、ここに苦土石灰も元肥も施さずにやってみます。

昨年はやらなかった、マルチシートを敷きました

今年の野菜 4月27日植え付け

キュウリとナス

オクラとナス

キュウリ2本目

ミニトマトとパプリカ

支柱を立てました

支柱とミニトマトとパプリカ

支柱とキュウリとナスとオクラ

支柱とナス2本目とキュウリ2本目

緑のカーテンも準備完了!

ダイソーの200×500㎝
200円

5月5日子供の日の家庭菜園

家庭菜園の南側の
ミニトマトとパプリカ

ミニトマトは花が咲きました。

また葉の色が変色していた下の葉とわき芽を取りました。

順調に育っています。

家庭菜園の真ん中の
キュウリとナス

順調です。

家庭菜園の東側の
もう一つの
ナスとキュウリ

こちらも順調に育っています。

5月25日 家庭菜園の様子

ミニトマト(左)とパプリカ(右)

花が咲き始め、順調に大きくなっています。

キュウリ(左)とナス(右)

キュウリは花が咲き、実が出来ています。

ナスは花が咲いています。

ナス(左)とキュウリ(右)

花が咲いて実も付き始めています。

6月6日の家庭菜園

ミニトマト

実がついてきました!

パプリカ

ピーマンにはなっています(笑)

きゅうり

曲がってはいますが・・・

6月18日の家庭菜園

きゅうり

花がついています。

なす


大きくなっています。

パプリカ

枝に挟まりつつ育っています。
今はピーマン。

ミニトマト

色づき始めました。

7月21日の家庭菜園

きゅうり

ずーーーと雨続きでまったく大きくなりません。

なす

なすはいくつも大きくなり、収穫できています。

パプリカ

パプリカはピーマンの段階で、落ちてしまいました!
その後雨で太陽が全く見えないせいか、花も咲きません。

ミニトマト

ミニトマトも順調に収穫できています。

9月22日の家庭菜園

パプリカ

この時期になってパプリカがたくさんできてきました。
まだピーマンですが・・・

パプリカ

いい感じで大きくなっています。
たくさんできています。

葉っぱは多すぎると日が当たらないので結構、すきました。

なす

なすもたくさん実をつけています。

一時、全く実がつきませんでした。

なす

こんな感じで形も良いですね。

きゅうりは枯れてしまったので、かたずけました。

今年は5本くらいしか採れませんでした(-_-メ)
苗を安いものにしたからか、気候が雨ばかりで良くなかったのか、土づくりを全くせずに植え付けたからか・・・

ミニトマトもかなり枯れていたので、かたずけました。

今年もミニトマトはたくさん採れました。50個以上採れたと思います。

昨年あんなに収穫できたきゅうりが、今年はこんなに採れないなんて・・・
やっぱり野菜作りは難しい!

11月16日の家庭菜園

パプリカ

パプリカです

色づいてきました!

こんなに時間がかかるものとは
知りませんでした。

11月29日のパプリカ

全体が黄色になってきました!

収穫はいつがいいのだろう?

もうしばらく様子を見てみます。

野菜栽培TOP
最新情報をチェックしよう!