山梨県富士河口湖町では降水量が平年を大きく下回り、河口湖の底に隠れていた「幻の道」が姿を現し、普段はボートでしか行けない湖上の小さなお堂「六角堂」まで歩いて渡れる状態になっている、とのニュースを見て、「これは実際に見るしかない!」と思い立ち、2025年9月3日行ってきました!
六角堂
1994年に河口湖町が建立した正式名を「川窪寺屋敷」といい、保存施設名として「六角堂」と呼ばれているようだ。
1274年に日蓮聖人の信徒たちによって建てられたが、1559年に大雨や雪解により湖水があふれ水没。
翌年河口湖町内に移築され、現在の妙法寺となったが、かつてのお堂の礎石が浮島に残されていたため、その史跡を残すため六角堂が建立されたらしい。
いつもの湖に浮かぶ不思議なお堂。
いつもならこのような風景でお堂まで船でしか行けません。(写真ACより)

車で行ったので、最寄りの駐車場は、中央道の富士河口湖ICを降りて河口湖大橋の手前で左折して「八木崎公園」(ナビは「八木崎公園」をいれるのがいいです)。
無料の駐車場は一杯で(イベント?があり、この日止められるのは20台ほどの駐車スペース)10分ほど出ていく車を待ちました。
八木崎公園
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町小立897ー1
車を駐車したら河口湖の方へ丘を昇っていく。河口湖が見える。

六角堂の方を見ると・・・道があるので下っていく・・・


途中に根っこがむき出しの柳の木?も。
六角堂と富士山をきれいに撮りたかったが、富士山上部は厚い雲に覆われていた…残念!


もっと近づいて・・・


六角堂の周りの河口湖


湖岸と河口湖遊覧船とジェットスキー


富士山も雲が多かったし、六角堂自体はそんなに立派なものでもないのですが、河口湖の中を歩いている・・・というのが醍醐味でしょうか。
この日は赤とんぼがすごい数飛んでいました。まだまだ暑いけど季節は秋に近づいている!
河口湖遊覧船
ちなみに遊覧船は河口湖駅より徒歩10分、河口湖畔船津浜に乗り場があります。
乗船料金・運行案内
料 金 | おとな | こども |
---|---|---|
一 般 | 1000円 | 500円 |
団体料金 | 900円 | 450円 |
※おとなは中学生以上、こどもは小学生。 ※未就学児は無料。※団体は15名以上。
所要時間 | 一周 約20分 | |
---|---|---|
営業時間 | 通常運航 | 9:00〜16:30 |
夏期運航 | 9:00〜17:30 | |
冬期運航 | 9:30〜16:00 |
出航時間
通常運航 | 夏期運航 | 冬期運航 | |
---|---|---|---|
第1便 | 9:00 | 9:00 | 9:30 |
第2便 | 9:30 | 9:30 | 10:00 |
第3便 | 10:00 | 10:00 | 10:30 |
第4便 | 10:30 | 10:30 | 11:00 |
第5便 | 11:00 | 11:00 | 11:30 |
第6便 | 11:30 | 11:30 | 12:00 |
第7便 | 12:00 | 12:00 | 12:30 |
第8便 | 12:30 | 12:30 | 13:00 |
第9便 | 13:00 | 13:00 | 13:30 |
第10便 | 13:30 | 13:30 | 14:00 |
第11便 | 14:00 | 14:00 | 14:30 |
第12便 | 14:30 | 14:30 | 15:00 |
第13便 | 15:00 | 15:00 | 15:30 |
第14便 | 15:30 | 15:30 | 16:00 |
第15便 | 16:00 | 16:00 | ー |
第16便 | 16:30 | 16:30 | ー |
第17便 | ー | 17:00 | ー |
第18便 | ー | 17:30 | ー |
昼食は「彩花(さいか)」
ここで12時になったので、お昼は「ほうとう」か「吉田うどん」か迷った末、季節がら吉田うどんの「彩花」に。
住所:富士河口湖町船津7436-2
着くと5人ほど外に並んでいる。(中にも立っている人影が・・・)
暑い中、20分ほど待って店内へ。

暑いし、美味そうだったので「冷やしたぬきうどん¥550-(安い!)」を注文。
トッピングは「イカ天¥100-」で(奥さんは「ちくわ天¥100-」)他にも肉、きんぴら、玉子、キャベツなどがあった。
うどんが硬い!顎が疲れます。私的には四国に住んでいたこともあり、讃岐うどんのほうが好きだなぁ。(そういえば、今度「資さんうどん」を食べなければ。)
テーブルには茶色の小さな壺?があり、わさびの味変用の薬味とのことだが、とても辛いのでご注意を。
新倉富士浅間神社
食後の運動も兼ねて、インスタでよく見る”五重塔と富士山”を写真にとるため、新倉富士浅間神社へGo!
〒403-0031 山梨県富士吉田市浅間2-4-1 TEL : 0555-23-2697
ちなみに、近隣の駐車場料金は、1000円か1500円でした。
由緒
人皇第四十二代文武天皇の御代慶雲三年(西暦七〇六年)九月九日、甲斐国八代郡荒倉郷へ富士北口郷の氏神として祀られた。
第五十一代平城天皇の御代大同二年(西暦八〇七年)富士山の大噴火があり八月二十二日当社に朝廷からの勅使が参向せられ、国土安泰富士山鎮火祭を執行し、その時、平城天皇より三国第一山の称号並びに天皇の御親筆なる大鳥居勅額・金幣・破魔宝面(勅使面)を奉納された。
御朱印
本堂でお参りと御朱印をいただく。



赤い大鳥居と戦没者慰霊の五重塔「忠霊塔」は当地のシンボルとして眺望は随一。


今日は五重塔「忠霊塔」で戦没者慰霊の祭事があったようで、沢山のお坊さんが来ていました。
ここまで登るのが大変!忠霊塔までの、さくや姫階段:398の石段!
途中から、階段でない車道を歩いたのですが、足がガクガクしました^^


五重塔の横から展望デッキへ。(これはすぐ着きます)
ん~、やっぱり富士山に厚い雲が・・・(右がインスタで有名な桜の季節の写真:写真ACより)


快晴でなく小雨も降るあいにくの天気でしたが、いい運動になりました。
桜の季節、紅葉の季節で、富士山がよく見える気候なら、とても綺麗なんだろうなぁ~と思いました。
あと、インバウンドの増加が問題視されていますが、河口湖六角堂は日本の大学の学生だったり老夫婦だったり日本人が多いと感じました(お盆でもなく長期休暇でもない平日だし・・・)
が・・・
それに比べると、新倉富士浅間神社は、欧米や中国などの外人の方がとても多くいました。
車を停めて、途中から昇ろうかと思い、警備員のおじさんに「ここから登れます?」と聞くと、「日本人ですよね、大鳥居をくぐって参道から行きましょう」と言われました^^