はじめての子育てで寝不足気味!夫が協力してくれずイライラ!?

現在男の子二人の育児をしていますが、長男を出産して間もない病院内で
『可愛いだけじゃ育てられない』と感じた時のことを今でもハッキリ覚え
ています。

産後でゆっくり休みたいのに、こちらの事情などお構いなしに
昼夜問わず泣き出す我が子…

肉体的・精神的にも私自身余裕がありませんでした。

育児に関する悩みは尽きないものですが、
初めて育児を経験される方で最初にぶち当たる壁が
「寝不足」ではないでしょうか?

中にはよく寝てくれる赤ちゃんもいると思いますが、
大多数の赤ちゃんは2時間~3時間ぐらいのリズムで
起きることが多いと思います。

「毎日眠りを寸断されて寝た気がしない…」

「頭も痛いし、体もしんどいし、イライラする…」

「この生活いつまで続くんだろ、早く思いっきり寝たい…」

痛いほど分かります…その気持ち!!

今日は私も経験してきた育児の「寝不足」について、
その思いを共有したり、または解消法などをお伝えし、
読み終わったあとに少しでもお母さんの気持ちが軽くなっていると嬉しいです。

子育て中は寝不足が一番つらい?!
いえいえ、もっともっとつらいことも!

寝不足はつらい。それは間違いなく事実です。

では、育児においてその寝不足が解消されれば、
お母さんが抱えるイライラも消えて全て丸く納まるのでしょうか?

私が自分自身で経験してみて思うことは、
寝不足が全てのイライラの原因・根本ではなく、
そのイライラに拍車をかける要因が「寝不足」だと思います。

例えばですが、育児をしている中でこのような経験をされた方も多いのでは?

・何十分と抱っこをしたり、頑張ってあやしてもなかなか泣き止んでくれず、
どうして泣いているのかが分からない。

・子供が寝たら〇〇するつもりだったのに思うようにいかず、
自分が予定していたスケジュールを崩される。

 (自分の時間が取れない・作れない)

・わずかな物音で起きてしまい、今の内にと取り掛かっていた晩ご飯の
準備などの手が止まり、なかなか作業再開が出来ないまま
晩ご飯の時間だけが迫る。

挙げればキリがないほど「あぁ!もうっ!」
と思ってしまう出来事は多々ありますが、
先ほども述べたようにこのイライラに拍車をかけるのが寝不足です。

我が子を泣き止ませよう、落ち着かせようと、
腕が怠くなってきても毎日頑張って抱っこし続けるお母さん。

アレもしないといけない、コレもしないといけないと思っているのに、
思うように家事に取り掛かれないお母さん。

ついイライラして大声を出してしまい、スヤスヤと眠る我が子を見ながら
「さっきはゴメンね…」と自己嫌悪に陥り涙してしまうお母さん。

慣れない育児に日々奮闘するもなかなかウマくいかないことが続き、
イライラが積もり積もってくると「毎日寝不足で頑張っているのに…!」

と、ここで寝不足が登場してきます。

よく周りの方から「毎日寝不足でしょ?大変ね」など、
寝不足にフォーカスした言葉をもらうことが多いと思うので、
余計に「寝不足の自分=大変」といった意識が強いのかなと
私自身も含めてそう思います。

しかし、赤ちゃんはお母さんの感情をすごく敏感にキャッチします。

お母さんがイライラしていると、赤ちゃんは不安や恐怖を感じて
夜泣きが悪化してしまうケースもあります。

夜泣き→寝不足→イライラ→さらに夜泣き→さらに寝不足
→さらにイライラ…と、

お母さんも一人の人間なのでイライラするなというのも無理な話ですが、
いつまでもその状態が続いているとなかなか負のループからは抜け出せません。

そこで次は『寝不足を解消するためのお話』をしたいと思います!

子育て中の寝不足を解消する方法!
こんな方法があったなんて!

  • 赤ちゃんが寝たタイミングで一緒に寝る(お昼寝)

一番よく聞くというか、やはり寝不足を解消するのに
一番手っ取り早いのは寝てしまうことです。

「やっと寝てくれた~!自分の時間!何しよう!」
となる気持ちも分かりますが、身体で寝不足を感じているようであれば
一緒にお昼寝されることをオススメします。

このタイミングで家事をされるお母さんもいらっしゃると思いますが、
何をするにしてもまずは身体が資本です。

一日や二日、お昼寝したぐらいで罰は当たりません!

  • 完母(完全母乳)ではなく混合で旦那さんにも手伝ってもらう

完母だとどうしても夜泣きにお母さんが付き合う必要がありますが、
混合にしておくと平日は無理でも週末の夜泣きは旦那さんにお願い
と役割分担が出来るので、気持ち的にすごく楽になると思います。

「毎日仕事を頑張ってくれているから…」と遠慮することはありません。

我が子お母さんだけの子供ではないので、
そこは遠慮せず役割分担すれば良いと思います。

  • 預けられる人が身近にいるなら少しの時間だけお願いする

これは出来る方・出来ない方がいらっしゃると思いますが…

もし、身近に預けられる方がいらっしゃるのであれば、
数時間だけでもお願いするのも一つの方法です。

出来た一人の時間で寝るも良し、近隣にお出かけするも良し、
数時間離れるだけでもリラックス効果抜群です!

混合にしておけばその方にミルクもお願い出来るので、
こういった場面でも混合の方が何かと便利だと思います。

しかし不思議なもので、自分が望んで手に入れた一人の時間なのに
頭の中は「赤ちゃん泣いてないかな…大丈夫かな…今頃何してるんだろう…」
と我が子のことでいっぱい。早く会いたくなります。

お母さんってそんなもんです。

  • ストレスに対抗するための栄養素を摂る

ついつい自分の食事は適当になりがちですが、
しっかり食べないと身体にも良くない上に余計イライラしてしまいます。

ストレスに効果があるとされている栄養素をご紹介しますので、
バランスの良い食事を取るように心がけましょう。

《 ビタミンC 》

・みかんやレモンなどの柑橘類
・イチゴや柿
・じゃがいも
・ほうれん草
・ブロッコリー
・にんじん
・カボチャなどの緑黄色野菜

《 ビタミンB(特にビタミンB6) 》

・マグロやカツオなどのお魚
・豚肉やレバー
・胡麻やにんにく

《 カルシウム 》

・牛乳やヨーグルトなどの乳製品
・ししゃもや桜えびなどの小魚
・春菊やチンゲン菜

上記4項目はお母さんの寝不足を解消する方法をお伝えしましたが、
寝不足の発信源である赤ちゃんの睡眠パターン(一日のリズム)
を作ることも大切なことです。

その方法とは…

朝は明るく、夜は暗くといった『昼夜のメリハリ』を作ること。

朝は寝不足でつらくても一旦起きてカーテンを開けるなど部屋を明るくし、
仮に赤ちゃんが眠っていても眼球は光をキャッチするので、
それだけで朝の信号を伝えることが出来ます。

反対に夜は照明を暗くし、テレビの音も小さく、
リラックス出来る環境を作ってあげましょう。

では最後に一つ、詩をご紹介します。

ネットなどで見た・読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが、
私がこの詩を初めて読んだ時「貴女がやっていることは無駄じゃないんだよ」
と誰かに認められた、褒めてもらえたような気がして
「明日からも頑張ろう!」という気持ちになりました。

紹介したことで、何か琴線に触れるものがあれば幸いです。

タイトル 『今日』

今日私はお皿を洗わなかった

ベッドはぐちゃぐちゃ

浸けといたオムツはだんだん臭くなってきた

昨日こぼした食べカスが床の上から私を見ている

窓ガラスは汚れ過ぎてアートみたい

雨が降るまでこのままだと思う

人に見られたらなんて言われるか

ヒドいねぇとか、だらしないとか、今日一日何していたの?とか

私はこの子が眠るまでおっぱいをやっていた

私はこの子が泣き止むまでずっと抱っこしていた

私はこの子とかくれんぼをした

私はこの子のためにオモチャを鳴らした、それはキュウッと鳴った

私はブランコを揺すり、歌を唄った

私はこの子にして良いことと悪いことを教えた

ほんとに一体、一日何をしていたのかな?

大したことはしていなかったね、たぶん

それはほんとでも、こう考えればいいんじゃない?

今日一日私は、澄んだ目をした髪がフワフワなこの子のために

すごく大切なことをしていたんだって

そしてもし、こっちの方がほんとなら、私はちゃんとやったわけだ

この詩はニュージーランドの子育て支援施設に貼り出されていたもので、
作者不明のまま世界中に広まったそうです。

ちなみに日本語訳は詩人の伊藤比呂美さんです。

出口の見えないトンネルの中にいるような感覚になるかもしれませんが、
夜泣き、寝不足生活には必ず終わりがあります。

今はつらくてどうしようもないと思いますが、
いつか笑い話に出来る日がきます。

どうしても赤ちゃん優先の生活になり、
自分のことはおざなりになってしまうと思いますが、

お母さんが体調を崩してしまっては誰も代わりは務まりません。

自身の身体のことも大切にしつつ、
長いようで短い育児に、前のめりで取り組んでくださいね。

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