2022年1月視聴 2019年製作
貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは、「すべてに疑問を持て」という亡き母の言葉を胸に努力を重ね、名門ハーバード法科大学院に入学する。
1956年当時、500人の生徒のうち女性は9人で、女子トイレすらなかった。
家事も育児も分担する夫のマーティンの協力のもと首席で卒業するが、女だからというだけで雇ってくる法律事務所はなかった。
やむなく大学教授になったルースは、70年代になってさらに男女平等の講義に力を入れる。
それでも弁護士の夢を捨てられないルースに、マーティンがある訴訟の記録を見せる。
ルースはその訴訟が、歴史を変える裁判になることを信じ、自ら弁護を買って出る。
女性の地位が低かった頃の映画。
勝率0%の裁判を逆転勝訴に。
がんばってるなぁ~感は伝わるが、今の女性の進出ぶりを考えると、いまさらそんな頃の話を見て何を得るのだろう?
「頑張れば報われる」
「信じればかなう」
「今の女性の活躍にはこんな先人の努力があったのだから、女性は頑張らなくては」
的な教訓としたいのだろうか。
あまり賛同できない。
もっと未来を見ようよ。
とかいうと、「未来は過去から・・」とか言われそう。
実在のギンズバーグは85歳の現在(2019年)米最高裁判事として活躍中。