PERSONA – trinity soul –
2008年製作
06年大ヒットしたPS2用ゲームソフト「ペルソナ3」を原案とした、完全オリジナルアニメ。
日本海に面した富山県の新興都市“綾凪市”。
10年前から東京の親類に預けられていた神郷慎(かんざと しん)と洵(じゅん)の兄弟は、兄で警察署長である諒(りょう)のいる実家に戻ってきた。
綾凪市ではいくつかの怪奇事件が発生していた。
富山湾の潜水艇の中からは乗組員が姿を消し、市内には10年ぶりに無気力症の人々が現れ、何人もの学生が、皮膚の表裏が反転した無惨な死体となって発見された。
諒は“ペルソナ”を武器に、秘密裏に一連の事件に関係する組織を追う。
慎らもまた事件に巻き込まれていく中で“ペルソナ” を覚醒させる 。
ペルソナ4
2012年製作
2011年4月11日、両親の海外出張で日本に残された鳴上 悠(なるかみ ゆう)は、1年間だけ母方の叔父の家に居候することになった。
彼が転入した高校では、「雨の夜の午前0時に点いていないテレビで自分の顔を見つめると、別の人間が映る」という「マヨナカテレビ」の噂が流れていた。
この噂は実際に起こりつつあった怪異の一端であり、マヨナカテレビの噂を確かめようとした 悠、陽介、千枝はテレビの中の異世界の存在を知ることになる。
同時期に町で発生していた連続殺人事件とマヨナカテレビには関連があると睨んだ 悠たちは、異空間を探る中で「シャドウ」と呼ばれる化け物に襲われ、日常の裏にある世界の闇を垣間見ることになる。
怪異に触れることで、自らの抑圧された感情の化身を具現化して使役する「ペルソナ能力」を発現させた彼らは、警察に話しても信じてもらえないという考えから、秘密を共有する仲間と共に、事件や異世界に隠された真実を追うべく、自称「特別捜査隊」を結成することになる。
悠は表向きはごく普通の高校生として、学業や部活やアルバイトに励み、多くの人々と交流を築く一方で、放課後には仲間と共にシャドウが徘徊する異空間で戦い、事件に巻き込まれた人々を助け、事件の解決のために奔走する。