スティーブン・スピルバーグ監督が、第2次世界大戦時のノルマンディー上陸作戦を題材に、兵士たちの絆と生きざまを描いた映画。
ミラー大尉に、ライアン二等兵を戦場から救出せよという命令が下された。
彼には3人の兄がいたが、全員が死亡。
ミラーは中隊から7人の兵士を選び出し、生死も定かでないライアン二等兵を探すために戦場へと出発するのだが……。
そもそもなぜ、たった1人の兵隊のために8人が命をかけるのか?
「ソウル・サバイバー・ポリシー」とは、複数人の兄弟がいて、1人を残して全員が戦死してしまった場合、生存する最後の息子は保護しなくてはならないという制度。
兄弟が全員戦死してしまうと一家の存続が途絶えてしまうため、この制度は1948年に制定された。
そんな制度があったとは。
実戦など戦争の描写はさずがスピルバーグ。
迫力あります。
1998年製作 アメリカ