サンライズ出雲で出雲大社・石見銀山・松江城・足立美術館へ!

ゴールデンウイークを避け、奥さんと旅行をしようと思い、久しぶりに寝台列車の旅を考えた。

理由は、10年ほど前に北海道へカシオペアで旅行した寝台列車の楽しさが、忘れられないから。

その寝台列車が、今や”サンライズ出雲”しかない。

これもいつなくなるかわからないので、乗れるうちに行っておこうということと、伊勢神宮には5年ほど前に行ったので、あとは出雲大社だ!と勝手に思い込んでいたため。

調べ始めると「サンライズ出雲のサンライズツインは、とるのが大変」ということが分かった。

また、どうせ島根に行くのだから、世界遺産になった”石見銀山”と、全国で現存する12天守のうちのひとつで、国宝である”松江城”、奥さんが「ぜひ行きたい」ということで”足立美術館”にも行ってみることにした。

宿については、これも一度は泊まってみたかった、星野リゾートの”界 玉造”をターゲットにした。

さてさて、希望は叶うのか?

”サンライズ出雲”がとれるのか???

5月13日、運命の日がやってきた。

旅行の日程は「6月13~15日」と決めていたので、サンライズ出雲の乗車は、6月13日21時50分 東京駅。

予約は、1か月前のAM10時から、みどりの窓口でしか受け付けない。

ということで、今日5月13日、最寄りのJR駅のみどりの窓口に9時40分ごろ到着。

先客が一人、JR窓口のお兄さんと会話中。

後ろに並んで待つこと5分。

私の番が来た!

「6月13日のサンライズ出雲のサンライズツインの予約をしたいのですが」

「はい、東京駅からでよろしいですか」

「はい」

「どちらまで」

「最終の出雲市駅までお願いします」

お兄さんは端末を操作しながら、

「10時から予約開始なので、それまでにお客様が来た場合、ちょっと横で待ってもらいますね」

「はい、わかりました」

と言ったとたん、人影が・・・

「どうだった?」

・・・奥さんでした。

「いや、10時ちょうどに予約ができるようになるらしいので待っているところ」

あと1分ほどだ、と思っているとJRのお兄さんが時報をスピーカーから流してくれた。

そんなに厳密?と思いながら待っていると、奥さんが

「全国の緑の窓口の係の人の早押し比べ?」とお兄さんに聞いた。

「そうですね。なかなか取れないです。禁煙でよろしいですか。」

まじか・・そんなに大変?

旧暦10月の神在月じゃないし平日だし、それも月曜日だし楽勝!だと思っていました。

などと言っているうちに時報が「10時をお知らせします(だったかな)、ピッピッピッポォン」。

とたんにお兄さん、「バン・バン・バン・・・」とキーボードを連打!

「あ~ダメでした。喫煙ならまだありますが」

「はい喫煙でもいいです」

「ポン、ポン、喫煙は取れました。これが最後の一室でした」

ということで、最後のサンライズツインがゲットできました。

フゥ~って感じです。

「JR西日本の”e5489”という予約サービスを使うと、この後は予約が取れますよ。」

「え~、緑の窓口じゃないと予約できないって聞いたんですけど」

「1カ月前の10時ちょうどからしばらくは窓口じゃないとダメなんですが、10分?かそこら、しばらくすると”e5489”サイトで予約ができます」

「なので、サンライズツインの禁煙席がキャンセルされれば、そのサイトで予約することができますよ」

なーんだじゃぁ、結局サイトから予約できるんじゃん、と思いましたが、サイトを登録して予約状況を見ると、当日(5月13日)から6月13日まで、ずーと「空席なし」。

やっぱりみどりの窓口で、「早押し」してもらわないと取れないみたいです。

喫煙席でも、取れただけましなのか???

でも時々、6月13日の禁煙室がキャンセルで取れないか見ていくつもりです。

ちなみに運賃

区間 乗車料金 特急料金 寝台料金
東京~出雲市 12,210円×2人分 3,300円×2人分 15,400円(2人分)

星野リゾート”界 玉造”には泊まれるのか???

一番の目的であるサンライズ出雲の予約ができたので、次は6月14日に泊まる宿を予約しなくては。

事前に”界 玉造”の『2階信楽焼露天風呂付き和室 のどぐろとしじみ牛しゃぶコース』にしようと思っていたので、サンライズ出雲が取れて帰宅後、さっそくサイトを見ると・・・

【満室】の表示が・・・え~、昨日までは大丈夫だったのに!

「他のホテルでもまぁいいか・・・」と奥さんと話していたが・・

F5で再読み込みをすると・・・

【あと1室】の表示が!

すぐに予約しました!

キャンセルってあるんですね・・・

もしかしたら、サンライズ出雲が取れなくてキャンセルしたのかなぁ。

旅先はレンターカー必須でしょう!

このところのニュースで、
『沖縄ではレンタカー不足が著しい』とたくさん報じられている。

予約しておくのが無難かな、と思い最安レンタカーを検討。

まず、借りたい期間は、

・サンライズ出雲の到着時間
 6月14日 09:58 出雲市着

・JAL286便の出発時間
 6月15日 19:15出雲空港発

なので、6月14日の10時~6月15日の18時まで。

星野リゾート”界 玉造”宿泊のお客様限定で、タイムズカーレンタルのレンタカー利用料金30%OFF!

ということで、タイムズカーでコンパクトカーを予約した。

▽基本料金        13,000円
▽割引料金       -3,900円
▽ワンウェイ料金     0円
▽補償料金        0円

出雲市駅前店で借りて、翌日出雲空港店で返却する。

帰りは飛行機でビュ~ンと帰宅!

あと事前にやることは・・・

帰りは特急+新幹線か飛行機のどちらにしようか。

JAL286便

所要時間:1時間25分(19:15出雲発20:40羽田着)
運賃:15,050円

JR特急やくも+JR新幹線のぞみ

所要時間:目安)6時間57分(乗車時間:6時間15分)
費用:目安)19,350円

どう見ても飛行機ですな。

こちらはJALのサイトからすんなりと予約完了。

ただ、上記の最安値は【先得割引タイプA】での価格。

さすがに旅行が1カ月後だと何があるかわからない。

もしキャンセルしなくてはならなくなった場合の、キャンセル料も考えてみた。

キャンセル料も検討した!

”サンライズ出雲”

乗車2日前までのキャンセル料は340円。
前日から出発時刻までは特急料金と寝台料金の30%。

”界 玉造”

21日前~4日前で宿泊料金の10%。
3日前~0日前で宿泊料金の100%。

”タイムズカーレンタル”

約乗車日の7日前 無料
予約乗車日の6日~3日前 基本料金の20%
予約乗車日の2日~前日 基本料金の30%
予約乗車日当日 基本料金の50%

”JAL【先得割引タイプA】”

出発54日前~出発前は運賃額の50%。
出発後は運賃額の90%。

高い!

なので調べてみると・・・

”JAL【特便割引21】”

運賃:15,170円
キャンセル料
出発54日前~出発前は運賃額の5%
出発後は運賃額の90%。

100円の違いで、もしキャンセルした場合、5%と50%のキャンセル料の違い!

なんだこれ?

もちろんJALは【特便21】で予約した。

さあ、6月13日だ!旅行だ!

帰着後UPします。お楽しみに!

”サンライズ出雲”の禁煙席のキャンセルは出たのか?

前述の通り”サンライズ出雲”のサンライズツインは取れたのですが「喫煙席」だったので、たばこをやめた私としては、できれば「禁煙席」にしたい・・・

ということで、JR西日本の”e5489”サイトから毎日キャンセルが出ないか見ているのだが、まったくでない。

もちろん、キャンセルした時、ちょうどサイトを見た場合にキャンセルが表示されるので非常に確率としては低いことはわかっているが、それにしても当日から1カ月後まで、1度もキャンセル表示を見たことがないとは。

自動化してキャンセルを見逃さないようにしている人がいるとしか思えない。

2週間前に旅行会社が、2日前に個人で行けなくなった人がキャンセルすると聞いたので、5月30日(2週間前)に見てみたがキャンセルはなし。(朝、昼、夜と3回見てみたが・・・)

あとは2日前だが、期待はあまりしないほうがよさそうだ。

6月13日追記

結局、キャンセルの表示は出ませんでした。

メインの明日明後日(6月14日、15日)の島根県はあまり天気が良くないようなので、キャンセルを期待したのですが・・・

人気なんですね。

サンライズ出雲に初乗車!

東浦和駅で乗車券を買って、いざ出発!

東京駅の9番ホームから出発です。

行き先表示版.その1「サンライズ瀬戸」

行き先表示版.その2「サンライズ出雲」

行き先表示版.その3「サンライズ瀬戸 ローマ字」

行き先表示版.その4「サンライズ出雲 ローマ字」

6月13日9時25分ごろ入線でした。

サンライズ出雲の11号車の乗車位置には、5人ほどが並んでいました。

サンライズの車内!

落ち着く前に、まずシャワー券を買いましょう。

(後で見に行ったら、やっぱり売り切れになっていました)

サンライズツインはこんな感じ!

結局キャンセルが出ずに、喫煙席でしたが、たばこの臭いは、ほとんど気になりませんでした。(奥さんも)

浴衣と枕と毛布がベッドの上に置いてあります。

Tシャツと短パンの部屋着を持って行ったので、浴衣は使いませんでした。

ラジオはもう聞けなくなっています。

社内案内版

奥から入り口を見たときはこんな感じです。

左側が窓側のベッドですが、足元に荷物置き場とハンガーがあります。

右側は、ベッドの横に荷物置き場があり、足元にはハンガーがかかっています。

スリッパもあります。

頭上はこんな感じ。ライトとスプリンクラー

サンライズの設備はこんな感じ!

おとなり10号のロービー?

天気が良ければ日の出を見るために人が集まるらしい。

洗面所はこんな感じ。

寝台券がいらない「ノビノビ座席」

ガラガラでした。

7号車と8号車の連結部分

岡山駅でのサンライズ瀬戸と出雲の分割

 

岡山駅のホーム

行き先掲示板

分割後、サンライズ瀬戸が出発。

すぐに出雲に乗車しないと・・・

サンライズ出雲の全面が閉じる動画

サンライズ瀬戸と出雲が離れる瞬間の動画

宍道湖は広い大きい!

車窓から宍道湖が見えた。

この後の旅行中、何度も宍道湖を見ることになる。

出雲市駅に到着!

09:58 出雲市着の予定から3分ほど遅れて到着。

タイムスのレンターカーは南口から3分ほど。

出雲市駅の外観。

もっと出雲大社によせてもいいのでは?

神話の舞台”稲佐の浜”へGO!

古事記や日本書記、出雲国風土記など、神話の舞台となった海岸。

出雲大社に行く前に”稲佐の浜”へ行かないと。

高天原の使者がこの浜に剣を立てて大国主大神と国譲りの談判をしたという「国譲り神話」や、ここから南へ延びる園の長浜が国引きの綱となった「国引き神話」など。

ちょっと見えますが、弁天島の周りの砂が取られています。

(砂を採らないでくださいとの看板が・・・)

なんか重機が働いていました。

出雲大社は四拍手で拝礼を!

縁結びの神・福の神、「出雲大社(いずもたいしゃ、いづもおおやしろ)」は、日本最古の歴史書『古事記』にその創建の由縁が記されている。

主祭神はだいこく様といわれている「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」。

国譲り神話では、大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲られる。

 

勢溜(せいだまり)の大鳥居

松の参道

日本の名松100選に選ばれている松並木

出雲大社のウサギ

神話「因幡の白兎」を基に作られた「ご慈愛の御神像」の他に、出雲大社境内のいろいろな場所にウサギたちがいる。

野見宿禰神社

相撲の始祖とされる野見宿禰は第13代出雲國造(出雲大社宮司)。

第11代垂仁天皇の当時、大和国に当麻蹶速(たいまのけはや)という天下一の力人との御前試合で当麻蹶速を倒した。

大国主大神の「御慈愛の御神像」

大国主大神の「ムスビの御神像」

銅鳥居

四の鳥居は青銅製で、1666(寛文6)年に毛利元就の孫の孫にあたる毛利網広が寄進(国重要文化財)

拝殿

戦後最大の木造神社建築。しめ縄が一般の神社とは左右逆。

出雲大社では二礼(二回おじぎ)四拍手(四回手を打つ)、一礼(一回おじぎ)
境内の全ての社も同様に行う。

 

八足門

御祭神に最も近づける門

 

御本殿(国宝)

大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式。

御神体は稲佐の浜のある西の方角を向いて鎮座。

出雲大社本殿裏

ウサギさんもお参り?

素鵞社(そがのやしろ)

ヤマタノオロチ退治で有名な素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る社。

左右と後ろに稲佐の浜で取ってきた砂を奉納して、新たな砂をもらっていく場所がある。

(同じ量を持っていくこと)

神祜殿・宝物殿も拝観

このあと、神祜殿・宝物殿も拝観。

心御柱(しんのみはしら)(国重要文化財)は、出雲大社に高層神殿が存在した可能性を示す中心的な柱で「神が宿る」とされる。

この後行った、堀川めぐりと松江城の入場券。 

 

神門通り(しんもんどおり)

勢溜から宇迦橋まで700m続く出雲大社の門前町。

まっすぐ下った先に見えるのが「宇迦橋の大鳥居(うがばしのおおとりい)」(架け替え中)

名物の出雲そばや出雲ぜんざいなどの食事処やカフェ、縁結びグッズなどのお土産屋さん

昼食はやっぱり”出雲そば”を荒木屋で!

出雲大社からはちょっと歩きますが、出雲そばを食べに”荒木屋”さんへ。

私は、4段の割子蕎麦を頼みました。(食前の写真を忘れた)

有名人がたくさん来ているようです。

『出雲(いずも)そば』、長野県の『戸隠(とがくし)そば』、岩手県の『わんこそば』が日本三大そばだが、私は、信州そばが一番好きだ。

 

堀川遊覧はガラガラだった!

松江城を見るのに堀川めぐりも一緒に楽しんだ。

城山西駐車場に車を停めて、松江堀川遊覧船のりばへ。

遊覧船は、すぐに出発したのですが、小雨が降っていたせいか、乗客は私と奥さんともう一人で3人しかいませんでした。 

もう一人の方は「カラコロ広場」で降りてしまったので、奥さんと2人で貸し切り状態でした。

追記
6月17日、ニュースで堀川で「エイ」が泳いでいた!と報じられていました。 

 

船の屋根が低くなる”橋くぐり”は、頭を下げるのでちょっと面倒くさいです。

カラコロ工房、元日銀松江支店の建物を利用。

いくつかあるビューポイントからの松江城。

なんかイマイチ。(この後の、松江城の写真を見て!) 

唯一の正統天守をもつ国宝 松江城!

大手前広場乗船場で降りて、国宝松江城へ。 

松江城は、全国で現存する12天守のうちのひとつ。  

 

 

小泉八雲も好きだったようです。

後藤又兵衛の甲冑と槍

松江城を含む国宝五城の書

天守最上階(5階)からの宍道湖 

星野リゾート 界 玉造と玉造温泉でゆっくり!

星野リゾート 界 玉造に泊まりました。

わくわく。 

隣には、大きな4つ星ホテルの佳翠苑 皆美 (かすいえん みなみ)が見えます。

対照的に、星野リゾート 界 玉造は平屋建てに見えるくらい(実際は2階建て) 

左側の、傘がかけてあるところが入り口です。 

ここが駐車場。

そんなに多くの車は止められません(部屋数が少ないからいいのかな) 

 

2階信楽焼露天風呂付き和室

2階信楽焼露天風呂付き和室(定員4名)に泊まりました。

部屋の写真を撮り忘れました^^

10帖の本間と3帖の次の間があり、次の間にはテーブルと椅子が2脚おいてありました。

バルコニーには信楽焼きの露天風呂があり、温泉に入り放題です。

10畳の部屋に布団を敷いてくれますが、2人には広すぎるくらいです。 

 

のどぐろと”しじみ牛しゃぶ”の会席

山陰名産ののどぐろと、界 玉造の名物料理”しじみ牛しゃぶ”の夕食 

のどくろの炙り 

 

宝楽盛り

八寸とお造りと酢の物 

のどくろの塩焼き

しじみ牛しゃぶ

大粒のしじみからたっぷりと出汁をとったスープで。

最初にしじみをいただく。

こんな大粒のしじみは初めて。 

その出汁が出た鍋で牛肉をしゃぶしゃぶ。 

終わると雑炊を作ってくれる。

もうお腹いっぱい。 

甘味 酒粕のデザート

誕生日のプレートをサービスしてくれた。 

石見神楽

”石見神楽”のヤマタノオロチ伝説を題材にした「大蛇(オロチ)」をスタッフが披露。 

15分ほどの神楽でしたが・・・・

私の感想ですが、はっきり言ってお遊戯会の域を出ていません。

本物の”石見神楽”を見たくなることもありませんでした^^ 

社を模した湯口のある内湯

ヒノキのボールや勾玉が浮いていました。 

 

大浴場はいつも貸し切り状態でした。

脱衣所

タオルとバスタオルはおいてあるので、何も待たずに来て大丈夫。 

ウオーターサーバーが置いてあるので、入浴前と入浴後に。 

入ってすぐのところには温泉パックが置いてあります。

誰もいないので、パックしながら温泉三昧でした。

洗い場

ガラガラなので水撥ねも気にせず頭と体を洗えました。 

 

岩組みの露天風呂

夜の露天風呂。

温泉の噴き出し口で打たせ湯ができました。 

ざらざらの岩で、背中の痒い所を掻くことができてよかったです。 

中庭

界 玉造は、この中庭を囲むように建物がぐるりと立っている。 

食事処

コロナ感染症の対策でしょうか、席がかなり隔離されています。 

あさごはん

お品書き 

 

座ったときはこれだけ

運んでくれるとこんなにたくさんに。

薬味は2人で共通。 

界 玉造の売店

ちょっとがっかりです^^ 

玉造温泉

出雲国風土記に1300年前から、美肌の湯と記されている。 

歩道の横にある神様をさがすらしい。

”せんとくん”の作者のようです。

界 玉造の前には・・・

因幡の白兎神話(ヤカミヒメ) 薮内左斗司 

玉湯川と玉造温泉街

ちょっと温泉街の想像と違って、お店はそんなにありません。 

川の中にいくつか足湯があります。 

道路の横にも足湯がある。  

温泉は温度も最適で、本当に気持ちがよかった。

肌もすべすべになります。

ただ、過度なおもてなしは、私にはちょっと合わないかなぁ。

選ぶんじゃないよ、ってことですが、ほっといてくれる方がありがたい。

 

足立美術館は芸術家になった気にしてくれる!

翌日は、ゆっくり温泉に入り7時15分から朝食をとり、室内の温泉も堪能してから9時半ごろ出発して足立美術館へGO。

足立美術館は、アメリカの日本庭園専門誌『数寄屋リビングマガジン/ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング(Sukiya Living Magazine: The Journal of Japanese Gardening)』が、日本国内の日本庭園約1000か所を対象に実施した「2021年日本庭園ランキング」で「19年連続日本一」。

創設者 足立全康翁像 

また、フランスの旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の改訂第6版において、
足立美術館の日本庭園が最高評価の「三つ星」。

三つ星★★★ :「わざわざ旅行する価値がある」
二つ星★★  :「近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所」
一つ星★     :「興味深い」

 

窓からみる庭園は絵画のよう。 

美しいが、庭の整備が大変だなぁと感じた。 

室内からの庭園。 

説明もたくさんある。

絵画のよう。

芸術家になった気になる。 

今まで見た中で一番美しい庭園だ。 

奥の山と一体化して景色をなしている。 

秋の庭園に来てみたくなる。 

亀鶴の滝 

なんかイマイチでした。 

中庭 

おねいさんが邪魔だと思ったが、これもいいかも。 

窓が額縁。 

芸術家になったような写真が撮れる。 

お土産屋さんもあります。 

孫へのお土産を買おうか悩んでいる・・・ 

石見銀山は世界遺産?

2007年に世界遺産に登録されたアジアで初めての鉱山遺跡。

推計では、1500年代後半に世界中で取引された銀の総量のうち、少なくとも10%は石見銀山のものであったようだ。

石見銀山遺跡は、自然との共生の中で栄えた銀鉱山であり、その産業の衰退とともに遺跡が周囲の自然に溶け込みながら残っている。

石見銀山の価値は、遺跡とそれを取り巻く自然、そこに住む人々の調和した姿にあるため、「パーク&ライド方式」の交通規制を実施。

なので車は、大森代官所前駐車場に駐車。

お食事処 おおもり

着いたのがお昼過ぎだったので、とりあえず”お食事処 おおもり”で昼食。

再度、出雲そばを注文。

なんか’こし’ではなく硬いだけの気がする。やっぱり、信州そばの方が好きだ。 

一角に、お土産売り場もあった。

河村レンタサイクル

銀を採掘した坑道(山言葉で”間歩(まぶ)”)までは、上り坂なのでレンタル自転車を借りた。

2時間700円。

まずは一直線に龍源寺間歩へ。

銀の採掘場となった龍源寺間歩

”龍源寺間歩”は1715年に開発された坑道で600m。

内部はノミで掘った跡がそのままの状態で残っており、当時の作業の様子を知ることができる。

”龍源寺間歩”は唯一、常時一般公開されている。 

”龍源寺間歩”のチケット売り場。 

”龍源寺間歩”の入り口。 

”龍源寺間歩”に入ると、こんな坑道になっている。 

見にくいが12度くらいで、涼しい(寒い?) 

時折、この様な横穴がたくさんある。 

入れないけどね。 

ここは水抜き用の立て坑。 

坑道の説明。 

間歩を出ると、この案内所のおじさんがいろいろ説明してくれた。 

守り神として信仰を集めた佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)

龍源寺間歩の出口から約200mほど離れたところにある神社。

16世紀中頃に創建された鉱山の守り神で、精錬の神「金山彦命」を祀る。

地元では「山神さん」と呼ばれている。 

かわいい三毛猫さんに会えました! 

白黒のぶちネコさんは、こちらの様子を見ています。 

銀鉱石を製錬する清水谷製錬所跡

山すそに傾斜を利用して造られた明治時代の先端技術による製錬所の遺跡。

明治28年から巨額を投じて建造されたが、わずか1年半で操業中止となった。

清水谷製錬所跡は、19世紀後半にここで再開されようとしていた銀生産が失敗に終わったことを物語っている。 

羅漢寺五百羅漢

銀山で亡くなった人々の霊と先祖の霊を供養するために建てられた「羅漢寺」。

その羅漢寺の向かい側に掘られた3つの石窟には、完成までに20年もの歳月がかかったという、501体の羅漢像が安置されている。 

参拝はわかりにくいので、記載しておきます。

まずチケットを買ったら、すぐ先の弁天様でお金を洗い、その先のお寺に入るときは靴を脱いで下駄箱に入れてお寺の中に。

ご本尊の下?横?でお祈りをして、一周して出てきたら靴を履いていったん外に出てから、道の向かい側の五百羅漢の洞窟へ。

石段は崩れそうなので注意して2か所の参拝をして終了です。

いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)

石見銀山資料館は、1976年に地元有志が老朽化にともない解体する計画であった建物を譲り受け、内部を改装して開館した民間の資料館。 

今日は、お休みでした^^

 

城上神社

いも代官の先にある神社で、天井に鳴き龍が描かれている。

信州小布施の岩松院にある、北斎の鳴き龍には及びません。

出雲縁結び空港から帰宅の途へ

レンタカーを返却し、6時15分には出雲縁結び空港に到着。 

歌舞伎の創始者と言われる”出雲阿国”像があった。 

羽田に着いたらすぐに帰りたいので、早めの食事をとることにした。

3階に3店舗の食事ができるお店がある。

”出雲そば”はもう結構なので、ファミレス的なお店に入った。 

私は”スサノオラーメン”(普通の味噌ラーメンでした。)

奥さんは”島根和牛焼鉄”という鉄板焼きとご飯。 

JAL286便で帰宅です。 

自分へのお土産”起き上がり小法師”

2泊3日で、奥さんと楽しい旅ができました。

サンライズ瀬戸は寝心地がイマイチで、安眠できませんでしたが・・・

カシオペアは安眠できたので、ちょっとがっかりでした。

出雲大社への参拝は、今年の厄年を乗り切れるようにお願いしてきたので、これで大丈夫?

玉造温泉の泉質は最高でした。

足立美術館は、芸術が全く分からない私でも、庭園の美しさを感じられました。

石見銀山は人も少なく、街並みのお店も少ないのでちょっとさびしい。

ネコちゃんが可愛かった^^

色々なお土産を買いましたが、最後に自分に買ってきたお土産の写真と動画を。

何回倒れても、何度でも立ち上がって、元気に生きていこう!

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