家庭菜園、貸し農園(シェア畑)で野菜を作っているとわからないことがたくさん&次々に出てくる。
「なんかまとまったサイトがないかなぁ」
と思ったので、野菜の品種・土作り・植え付け・摘芯・芽かき・土寄せ・肥料・収穫・貯蔵と害虫・病気対策を実写真でわかりやすく解説!
有機栽培への挑戦も!
野菜百科はどんどん充実していきます!(笑)
野菜別栽培方法
あいうえお順で。
アスパラガス
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種から育ててみる
種まき培土
発芽率などは」培土によって変わるのだろうか?
2023年5月のトウモロコシの種まきから「タネのタキイ×CAINZの種まき培土40ℓ」1,880円にしてみた。


それ以前は、瀬戸が原花苑の「種まき培土26ℓ」


病気と対策
野菜が病気にならない圃場(ほじょう)づくりを目指すが、はじめは病気になるのはしょうがない。
あいうえお順で。
青枯病(あおがれびょう)
ナス科の野菜に多く発生する、細菌による土壌病害。
元気だった株が緑色のまま急にしおれ、数日のうちに青みを残したまま枯れてしまう。


茎を切ると繊維束が褐色で、そこから乳白色の液体がにじみ出る。
(液体には細菌が含まれており、周囲につくと感染する恐れがある)
青枯病は地温が25〜30度の高温で活発になるため、晴れた日に茎や葉がしおれ、曇りや朝夕になるとやや回復する。
その状態を繰り返していくうちに、回復不能になる。
発生原因
土壌中の細菌が、農作業や多湿によってできた根の傷から侵入する。
梅雨明けから夏にかけて、水はけの悪い場所で土壌水分が多いと発生を助長する。
病原菌は腐敗した根とともに土中に残り、翌年増殖して再び健全な植物に伝染する。
対策
発病株は、根をなるべく残さないように株ごと抜き取って焼却処分。
使用した支柱などの道具もよく洗って、天日で乾かす。
対処方法
青枯病に効く薬剤はない。
青枯病菌は70〜80cmなどの深さでも生息するので、土壌消毒は効果がない。
青枯病は一度発生するといつまでも出続けるので、連作を避け、高畝にするなど水はけの良い畝に。
また、窒素肥料をやり過ぎると発生しやすいので注意。
また、抵抗性のある台木に接いだ接木苗など、抵抗性の品種を選ぶとよい。
コンパニオンプランツの利用としては、ニンニクやネギを一緒に植えることで、ネギ科植物の根に共生する拮抗菌が「青枯病」の病原菌を抑える効果がある。
鈴木農園さん
土づくりの段階で対策する
1.バスアミド微粒剤(殺菌剤)を春前にまく
2.カニ殻と米ぬかをまき土づくりをする(バスアミドの1カ月以上あと)
発生しやすい野菜
- ジャガイモ
- トマト
- ナス
- ピーマン・トウガラシ類
萎黄病(いおうびょう)
葉が小さくなったりねじれたようになったり奇形化する。
初期は株の片側の下葉から黄変することが多い。
進行は早く、次々と葉が黄変し、落葉して枯死する。
高温で多湿の状態が長く続くと発生しやすく、酸性土壌で助長される。
発生が多い時期は8月と9月。
萎黄病が本格的な発病が始まるのは気温が高くなる夏前から夏の終わりまで。
最初、葉が枯れたようにも見えるので、高温による水不足が原因だと勘違いしてしまうことが多い。
うちの小カブが・・・


発生原因
病原菌は、細菌と糸状菌(カビ)の2種類。
病原菌が根から侵入して維管束を通って下から上に上がり、株を枯らした後、被害残渣と共に土壌中で生存し、次の伝染源となる。
対策
発病株は抜き取って焼却処分、一度発生してしまった土壌は消毒する。
農薬は「GFベンレート水和剤」など。
予防効果と治療効果があり、広範囲のかび性の病気に効果がある。
予防
病気が発生した場所での連作は避ける。
「接木苗」や「抵抗性品種」を使う。
発生しやすい野菜
アブラナ科など多くの野菜に発生する。
- 大根
- キャベツ
- イチゴ
- レタス
- コマツナ
- チンゲンサイなど
うどんこ病
葉や葉に、白い粉のようなカビが生える病気。
うちのズッキーニが・・・

うどん粉(小麦粉)を振りかけたような見た目から「うどんこ病」と呼ばれる。
葉や茎が奇形になることもあり、ひどいと黄色くなって枯れる。
この病原菌は主に植物の表面で繁殖するため、初期の状態から発見しやすい。
発生原因
糸状菌(カビ)による伝染性の病気で、胞子が風によって運ばれる。
多くの糸状菌の病気が多湿で発生しやすいのに対し、うどんこ病の菌は湿度が低く乾燥気味のときに発生しやすい。
高温下では出にくいので梅雨と真夏以外の時期に発生しやすく、特に風通しの悪いところ、日当たりの悪い部位では多発する。
逆に雨が続くようなときには発生が少なくなる。
対策
胞子が風によって運ばれ伝染するため、発病した葉は切り取って早めに処分する。
治療薬には、有機農産物栽培(有機JAS)にも使える殺菌剤「カリグリーン」が効果的。
炭酸水素カリウムを主成分としているので、散布後、副次的にカリ肥料にもなる。
予防
乾燥が続くときは適宜水やりをする。
日当たりをよくする。
密植を避け、繁茂しすぎたつるや葉は間引いて風通しをよくする。
また、窒素過多で発生しやすくなるので、窒素肥料は控えめに。
発生しやすい野菜
草花や野菜など多くの植物に発生するが、中でも被害が出やすいのは「ウリ科」。
- イチゴ
- エンドウ
- オクラ
- カボチャ
- キュウリ
- ゴーヤ
- スイカ
- ズッキーニ
- トマト
- ナス
- ニンジン
- パクチー
- ピーマン・トウガラシ類
- 食用ホオズキ
- マクワウリ
疫病(えきびょう)
地際の茎に発生すると暗褐色水浸状になってややくぼみ、根は褐変腐敗して、地上部は萎凋、枯死する。
茎、葉、果実に発生すると暗褐色~暗緑色水浸状の病斑を形成し、葉や果実では軟化腐敗する。
多湿条件下では病斑の表面に霜状のかびを生じる。
2023年のピーマン。疫病?炭疽病?灰色カビ病?


発生原因
糸状菌(かび)が病原菌で、土壌伝染、水媒伝染する。
土壌水分過多で発生しやすく、ほ場が浸冠水すると多発する。
地上部の葉や果実での発病は、雨水などにより病原菌が地表面からはね上げられて起こる。
ナス科作物のほか、ウリ科などの作物に寄生し、輪作作物に相互に感染することもある。
対策
連作を避け、他作物と輪作をおこなう。ナス科、ウリ科との輪作は避ける。
排水を良くして、高畝栽培と浅植えを励行する。
抵抗性台木に接ぎ木する。
敷わらまたはマルチ栽培する。
対処方法
発病株は直ちに抜き取る。
最後に薬剤での防除を検討。
地上部へはランマンフロアブル、ピシロックフロアブル、レーバスフロアブル、ライメイフロアブル、アミスターオプティフロアブルを散布、ユニフォーム粒剤の株元散布が利用できる。
また、土壌処理では、クロールピクリン、クロルピクリン錠剤によるくん蒸処理
発生しやすい野菜
- トマト
- ピーマン
- キュウリ
- スイカ
- カボチャなど
黒枯病
葉では褐色の小斑点が数個あらわれ、葉脈に沿って病斑が広がり、葉が引きつったようになり、症状が進むと落葉する。
果実や茎では黒褐色の斑点が生じる。
発生原因
菌糸や分生子が土壌表面やハウス資材などに残って次作への伝染源となる。
分生子は風にのって飛散し、適度な温度、湿度条件で発芽し、侵入して発病させる。
対策
湿度が高い環境下で発生しやすいので、過繁茂や密植を避けて風通しを良くする。
病原菌に感染した茎葉や果実は、伝染源となるので圃場外に持ち出して処分する。
黒枯病になったピーマンは食べられない。
殺菌剤は、症状が進んでしまうと防除効果は期待できないので、発病初期に使用する。
有効薬剤は「ダコニール1000」など。
発生しやすい野菜
ピーマン、とうがらし類、なす
サツマイモ基腐病
初期症状は萎れや黄変、生育不良として現れ、株元の基部が褐色になっている場合は基腐病の疑いあり。
しかし、生育旺盛期は茎葉が繁茂しており気付きにくく、その間に発病が進行し、収穫期が近づいた頃に一気に枯れ上がる。
発生原因
病原菌は糸状菌(カビ)の一種で、主に感染した種イモや苗を植え付けることが原因。
対策
無病健全苗を使うこと、発病株は速やかに除去、発生した畑では連作しないこと。
収穫間際の場合、できるだけ早めに収穫する。
農薬の併用は、土壌消毒ではダゾメット粉粒剤の「バスアミド微粒剤」、栽培中の防除では、炭酸水素ナトリウム・銅水和剤の「ジーファイン水和剤」、アゾキシストロビン水和剤の「アミスター20フロアブル」など。
そうか病
漢字では「瘡痂病」と書き、瘡痂とはかさぶた。
ジャガイモの表皮にかさぶたのような病斑が現れる。
病斑は主に5〜10mm程度の褐色で、凸凹がほとんどないものが一般的。
そのほか、中央が陥没した大型の病斑や、クッション状に盛り上がった病斑もよくみられ、それらの病斑が融合して広範囲を覆うこともある。
病斑の下の組織はわずかに腐敗するが、澱粉価や収量に影響はなく、病斑部分を厚めに剥けば食べられる。
しかし、見た目が劣るので商品価値が下がり、発病率15%以上で商品価値を失う。
発生原因
「ストレプトマイセス属菌」という放線菌(細菌の一種)。
土壌の中で有機物を栄養源にしながらかなり長い期間生存し、菌を含む土が何らかの理由で混入したり、種いもから持ち込まれたりして伝染する。
対処方法
フロンサイド粉剤は土壌殺菌剤。
そうか病に有効な種芋の植え付け前に30坪当たり3㎏~4㎏を全面散布することで効果を発揮する。
また、カリフラワーやブロッコリーの根こぶ病にも有効。
そうか病菌は低pH条件に弱いので、土壌pHを5.3以下に調整する
(「フェロサンド」などの土壌酸度調整資材を散布で調整する)
また、無病の種イモを入手することが大切。また、種イモの消毒も効果的。
そうか病にかかりにくい抵抗品種を選ぶのは有効な防除方法。
ジャガイモ(馬鈴薯)の連作や根菜類に偏った輪作を続けていると、土中の原因菌が増殖し、感染しやすくなるので、前作としてイネ科やマメ科の作物を作付けすると軽減効果がある。
発生しやすい野菜
ニンジンやダイコン、ゴボウなどの根菜類。
立枯病(たちがれびょう)
下葉から黄化してしおれ始め、やがて株全体が枯れる。
根は腐敗し、地ぎわの茎も褐色になって腐敗する。
発生原因
病原菌は糸状菌(カビ)の一種。
土壌中の被害植物の残渣や、被害株の植物内部で越冬し、春になると菌核が発芽して、胞子が飛び散って伝播する。
対策
被害部はなるべく早く切除し、枯れ落ちた葉や蕾も拾い集めて焼却処分。
農薬を使う場合は「ダコニール1000」などが有効。
予防
土壌のpH値が高いと病気の発生が助長されるので石灰の多施用をしない。
苗を植える場所に一握りのキチンを含むカニ殻を1週間前に混ぜることで、放線菌が増えてキチンを分解し、細胞膜がキチンで作られている病原菌(萎凋病菌や立枯病菌)も分解する。
他に、コンパニオンプランツとして「ニンニク」や「ネギ」を一緒に植えることで、ネギ科植物の根に共生する拮抗菌が「立枯病」の病原菌を抑える。
発生しやすい野菜
- エダマメ
- サツマイモ
- ホウレンソウ
- ミズナ
炭疽病(たんそびょう)
作物の種類によって病斑部の特徴は異なるが、葉では局所的に脱色もしくは黄褐色や黒褐色のようになり、病斑部の中央は破れやすくなる。
その後、病斑部の付近から枯れ始めて、株ごと枯死してしまう。
発生原因
病原菌は糸状菌(カビ)の一種。
斑点の上に生じた黒粒点が胞子のもとで、雨や風などで運ばれて伝染する。
対策
胞子が飛び散って伝染するため、発病した葉などは除去して処分する。
農薬を使う場合は「ダコニール1000」などが有効。
予防
高温多湿で発生しやすいので、畑の水はけをよくし、密植を避け、繁茂しすぎたつるや葉は間引いて、風通しや日当たりをよくする。
下葉への雨水による泥はねを防ぐため、マルチングや雨よけをする。
発生しやすい野菜
- イチゴ
- インゲン
- キュウリ
- コマツナ
- ゴーヤ
- シュンギク
- スイカ
- ホウレンソウ
- ヤマイモ
つる枯病
茎の地際部が灰色から淡い黄褐色になり、病気が進行すると病斑部は軟らかくなってきて、裂けめからヤニが出てくることもある。
さらに進行するとその表面に黒い点々が多数あらわれ、つるはしおれて枯れる。
葉では葉縁の方から扇状に褐色の病斑が広がり枯れこむ。
つる割病との違いは、つる枯病は発病部位に発生する多数の小黒粒が有る。
発生原因
病原菌は糸状菌(カビ)の一種。
多湿条件下でかなり低温時から発生。施肥はやや少なめの時に被害が大きい。
生育の後半あるいは果実のなり疲れで草勢の弱った時に病勢が進行する。
対策
うり科植物の連作をしない。
特に地這いのキュウリで発生しやすいので、降雨などによる泥はねを防ぐため支柱をたてて栽培し、水やりも株元になるべくかからないようにする。
定植後、敷きワラなどでマルチングし、泥はねを防ぐ。
農薬
梅雨からの発生が多いので6月以降7~10日おきに、ベンレート水和剤、ダコニール1000、パレード20フロアブル、ケンジャフロアブル、ロブラール水和剤、スミレックス水和剤、ジマンダイセン水和剤などを数回散布して予防。
また、発病初期には病斑部にトップジンMペーストを塗布。
発生しやすい野菜
カボチャ、キュウリ、スイカ、マクワウリ、メロンなどうり科の作物
つる割病
日中に下葉がしおれ、夜になると元に戻ることを繰り返しながら、しおれが株全体に広がっていく。
しおれた葉は黄変し、落葉する。
病気が進行すると株元の茎が縦に割れ、カビが発生したり、赤褐色のヤニを出す。
発生原因
病原菌は糸状菌(カビ)の一種。
病原菌は土壌から伝染し根から侵入。種子にも付着する。
ウリ科植物を連作した場合、酸性土壌の場合に発生しやすい。
対策
被害株は早期に抜き取って処分。
農薬は「GFベンレート水和剤」など。
予防効果と治療効果を兼ね備えており、広範囲のかび性の病気に効果がある。
予防
ウリ科植物の連作を避ける。
石灰などを施して、中性〜弱アルカリ性の土にすると発生が軽減される。
抵抗性品種や接木苗を利用する。
コンパニオンプランツとしてネギを一緒に植えることで、ネギの根に病原菌を防ぐ拮抗菌が繁殖して「つる割病」を防ぐ。
発生しやすい野菜
- キュウリ
- ゴーヤ
- サツマイモ
- スイカ
- マクワウリ
軟腐病(なんぷびょう)
地面に接している部分の葉が溶けたようになり、症状が進むと、葉だけでなく茎も溶けたようになり腐敗する。
茎が変色すると、その茎よりも上の部分に萎れた症状が出ることもる。
ジャガイモの場合、栽培中だけでなく、貯蔵中のイモでも感染しているイモが次々と腐っていき、
一緒に保存している健全なイモにも感染し腐敗が広がる。
発生原因
軟腐病のフザリウム属菌という放線菌は、土の中にいるため根などに傷がついた時に入り込んだり、茎が害虫などに食害された部分からも入る。
また、雨や水やりの時に、泥が跳ねあがることでも感染する。
軟腐病は、高温多湿の環境で発生が多くなるため、梅雨の時期や台風の時期に注意。
対策
軟腐病の菌は、茎葉や根などの傷口から侵入するので、芽かきはハサミなどは使わずに、タネイモの付け根から芽を抜きとる。
花が咲いた時も、ジャガイモは収量にほとんど変化はないので、摘み取った時にできた傷から、菌が入ることを考えて花は咲かせたままで。
湿気の高い場所では発生が増えるため、多湿とならないように、水はけの良い畝と、株間をしっかりとり風通しの良い畝で栽培。
収穫は雨の日を避けて、貯蔵前には風通しの良い場所で日光に当てて乾燥させる。
対処方法
軟腐病は感染すると、初期でも薬剤なしの治療ができない。
症状が進んでいるものは、早めに掘り上げて処分しておいた方が安心。
そのまま畑に放っておくと、感染がどんどん広がる。
軟腐病の症状が出ているイモを見つけたら処分する。
そのままにしておくと、周りのイモにも感染する。
最後に薬剤での防除を検討。
軟腐病に効果のある薬剤は、スターナ水和剤、アグリマイシン100水和剤、Zボルドー水和剤など。
発生しやすい野菜
- ジャガイモ
- ダイコン
- カブ
- キャベツなど。
灰色かび病
果実に水浸状の病斑ができ、その上に灰色のカビが生じる。
栽培中だけでなく、収穫後の果実でも発生することがある。
咲き終わった花弁で発生した灰色かび病の病原菌が果実へ伝染し、発病した幼果が落果する。
発生原因
カビ(糸状菌)が原因。
胞子や菌糸が風に乗って飛散し植物上で発芽、傷口や柔らかい部分から侵入して感染。
過湿だと発病しやすいため、密植を避けて、日当たり・風通しのいい場所で栽培する。
対策
水やり・降雨によっても発病が広がるため、症状の出た花びらや花がら、カビの生えた葉は取り除く。
また、チッ素過多により発病しやすくなるため、肥料のN(チッ素)P(リン酸)K(カリ)の割合を確認し、P(リン酸)が高めの肥料を選ぶ。
農薬は「ダコニール1000」などが有効。
下の「おてがる薬剤」で紹介している、「ベニカXファインスプレー」も有効。
発生しやすい野菜
トマト、キュウリ、イチゴ、レタスなど
斑紋モザイク病
葉では、葉脈間に淡黄色の小さな斑紋が生じ、やがて斑紋の周囲は紫色を帯びる。
帯状粗皮病(おびじょうそひびょう)は、「サツマイモ斑紋モザイクウイルス」の系統のうち「強毒系統(SPFMV-S)」。

罹病株の生育は健全株と変わらないが、収穫時の塊根は表皮が色あせ(退色)したり、さめ肌となる。
被害が著しい場合は収量が低下する。
真夏には症状が消えるが、イモの皮色が薄くなったりする。
症状は表面のみで内部に影響はないが、外観が非常に悪くなるため、商品価値が著しく損なわれる。
発生原因
ウイルスはモモアカアブラムシの吸汁によりその場かぎり (非永続的)に媒介される。
感染は保毒した有翅アブラムシが苗床や圃場に飛来して起こる。
アブラムシによって発病株から健全株に伝染し、苗床や圃場内で被害が拡大する。
対策
発病後の効果的な対策はないので、防除としてアブラムシ等を寄せ付けない。
農薬によるアブラムシ防除を的確に実施。
ウイルスフリー苗を利用する。
ハサミやナイフは次亜塩素酸カルシウム剤(ケミクロンG)等で消毒する。
農薬としては、アブラムシを対象にした、アクタラ、アグロスリン、アドマイヤー、スミチオン、ダントツ、トレボン、モスピランなど。
発生しやすい野菜
サツマイモ
べと病
葉の表に淡黄色のぼんやりとした病斑ができ、しだいに大きくなって、葉裏にはすす状のカビが生える。症状が激しい場合は、葉が枯れる。

発生原因
病原菌は糸状菌(カビ)の一種。
菌糸の形で株について越冬し、気温の上昇とともに胞子を分散して伝染源となる。
泥はねから感染することが多く、わずかな水分でも伝染するため、露地栽培で出やすい。
べと病の発生しやすい条件は、気温20℃〜24℃で多湿条件、肥料切れや草勢が弱ったとき、窒素過多、密植など。
対策
胞子が飛び散って伝染するため、発病した葉などは除去し、できるだけていねいに集め、畑の外に持ち出して処分。
一度発病した土は、表土を深くすき込むように耕す。
農薬は「ダコニール1000」などが有効。
広範囲の病気に防除効果をあらわす総合殺菌剤なので、1つあれば何かと便利。
予防
多湿で発生しやすいので、畑の水はけをよくし、密植を避け、繁茂しすぎたつるや葉は間引いて、風通しや日当たりの良い環境を作る。
露地栽培では、下葉への雨水による泥はねを防ぐため「マルチング」する。
肥料切れでも起こりやすいため、適度な追肥を行う。(窒素過多でも発生しやすくなるので、肥料を与えすぎない)
種子伝染もするので、消毒済みの種子を用いる、また、抵抗性品種があるものはそれを選ぶ。
発生しやすい野菜
- アサツキ・ワケギ
- キュウリ
- シュンギク
- ダイコン
- タマネギ
- ネギ
- ホウレンソウ
- マクワウリ
モザイク病
葉に発生するウイルス病で、初期は葉にモザイク状のまだら模様や黒い病斑が生じ、病気が進行すると葉が萎縮し株の成長が極端に悪くなり、発病した株は生育が大幅に抑制される。
左がジャガイモの葉で右がズッキーニ。


発生原因
発生原因は、種(イモ)のウイルス、発病株のウイルス、アブラムシによるウイルス媒介の3パターン。
対策
健全な種(イモ)を使うこと、発病株はすみやかに除去すること、しっかりとアブラムシを予防・防除。
対処方法
ウイルス病は感染すると治療する方法はない。
感染拡大防止のため、発病した葉を摘葉したら、消毒するまでは他の葉には触れない。
その際、作業に使ったハサミなどはウイルスに汚染されているので、手指なども含めてしっかりと消毒する。
ウイルス病の予防として手指・器具の消毒をするには「レンテミン液剤」などが効果的。
毎年、ジャガイモで悩まされている。
他の株への感染を防ぐため、感染した株は引き抜いて焼却処分する・・・が、
感染した葉を摘葉し、できる限りジャガイモを大きくして収穫まで引きのばすのもアリ。
人への影響はないので、収穫したイモは小さくてもおいしくて食べられる。
(売っているジャガイモでモザイク病だったのは多いらしい。だから種イモにするのは種苗店で売っている無菌のものを使うんだ)
発生しやすい野菜
- インゲン
- オクラ
- ゴボウ
- サトイモ
- ジャガイモ
- チンゲンサイ
- トウモロコシ
- ニンニク
- ピーマン・トウガラシ類
- ブロッコリー
- ホウレンソウ
- マクワウリ
- ラッキョウ
おてがる薬剤
スプレーを吹きかけるだけの簡単な薬剤はお手軽に病気、虫を駆除・予防できる。
野菜うまし

特徴
収穫前日まで使える(安全?)
さまざまな植物の病気と虫に効く
- トマト・ミニトマト~コナジラミ類、葉かび病
- なす~アブラムシ類、コナジラミ類、うどんこ病
- ピーマン~アブラムシ類、うどんこ病
- きゅうり ~アブラムシ類、コナジラミ類、ウリハムシ、うどんこ病
- ねぎ~アザミウマ類、さび病
- ブロッコリー~アブラムシ類
- オクラ~アブラムシ類
- キャベツ~アブラムシ類
- はくさい~アブラムシ類
- レタス~非結球レタス アブラムシ類
- えだまめ~アブラムシ類、カメムシ類
- 未成熟ささげ~アブラムシ類
- さやいんげん・さやえんどう・実えんどう~アブラムシ類
- すいか~アブラムシ類
- メロン~コナジラミ類
殺菌成分ペンチオピラドは病気に、予防&治療 Wで効く
カダンプラスDX

特徴
業界初!発生前から害虫予防
適用害虫:アブラムシ類、コナジラミ類、ハダニ類、テントウムシダマシ類、アオムシ、ハスモンヨトウ、チュウレンジハバチ、クロケシツブチョッキリ、コガネムシ類、チャドクガ、ツノロウムシ、ツバキワタカイガラムシ、ツツジグンバイ、葉かび病、黒星病、うどんこ病、灰色かび病、白さび病、褐斑病
育苗期から収穫前日まで使える
トマト、なす、きゅうり、いちご
殺菌成分には、病気の発生予防と治療の効果がある
- トマト・ミニトマト~アブラムシ類、葉かび病
- なす~アブラムシ類、コナジラミ類、ハダニ類、テントウムシダマシ類
- きゅうり ~アブラムシ類、コナジラミ類、うどんこ病
- キャベツ~アオムシ、ハスモンヨトウ
- いちご~アブラムシ類、ハダニ類、うどんこ病
弱った植物をいたわる活力成分配合
ベニカXファインスプレー

特徴
花や緑の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤。
害虫に対しては速効性と持続性(アブラムシで約1カ月)を実現。
病原菌の侵入を防いで病気も防除。
収穫前日までつかえる。
- トマト・ミニトマト~アブラムシ類、ハモグリバエ類、コナジラミ類、灰色かび病
- なす~アブラムシ類、コナジラミ類、ハダニ類、ハモグリバエ類、うどんこ病、灰色かび病
- きゅうり ~アブラムシ類、コナジラミ類、うどんこ病、褐斑病
益虫および害虫と対策
野菜栽培の害虫と発生した時の対策。
アブラムシ
家庭菜園の天敵。
アブラムシの種類は、ネギアブラムシ・ニセダイコンアブラムシ・モモアカアブラムシなどたくさん。
体の色は、緑や黒、黄色など、体長2~4mm。
翅(ハネ)のある有翅型(ユウシガタ)は飛んで移動することができる。
翅(ハネ)のないタイプの無翅型(ムシガタ)のアブラムシは、春から秋の間は交尾をすることなく単性生殖のメスだけで増える。
秋の終わりごろになるとオスが発生し産卵、メスとオスが交尾しメスは卵を産む。
春に越冬後の卵から産まれるアブラムシは翅がないアブラムシ。
幼虫は10日前後で成虫となり、毎日5匹程度の幼虫を産む。
有翅型のアブラムシが発生すると、別の植物へと移動を繰り返すため、一気に広がってしまう。
おもに植物の新芽やつぼみに群生して、植物の汁を吸い、生育を阻害。
さらに、ウィルス病を媒介する。
ウイルスにかかっている植物の汁を吸うときに、口針にウイルスが付き、そのあとほかの植物に口針を刺すことでウイルスを移す。
発生要因
アブラムシが発生する要因は、
①窒素分の多い肥料を与えすぎると葉で合成されるアミノ酸が多くなり、アミノ酸が好きなアブラムシが寄ってくる。
②密植状態で風通しがよくない場合。
アブラムシの駆除方法
1.アブラムシの発生初期頃なら手で取ってしまう。
粘着力が弱めのテープなどを使ってぺたぺたとアブラムシを取り除く。
粘着力の強いテープを使用してしまうと、葉が破れてしまったり、枝が折れてしまうので注意。
歯ブラシを使ってアブラムシをこすり落とすこともできる。
新芽や蕾などの柔らかい部分はこの方法は避ける。
2.天敵の力をかりる
テントウムシはアブラムシの天敵。
テントウムシは1匹あたり10匹以上のアブラムシを捕食するらしい。
「アブラムシは成虫1匹で1日5匹ほど産む」なら、早い段階でテントウムシが1匹いるだけでアブラムシを防ぐことができる。
テントウムシを引き寄せる「ヒマワリ」などを畑に植える。
3.窒息させる
牛乳をそのままか、もしくは水で薄めて霧吹きに入れて直接吹きかる。
その後、しっかりと洗い流す。
500mlペットボトル1本に油を2、3摘たらし、台所用洗剤も同量たらす。
これをスプレーボトルに入れて良く振って混ぜ合わせ、スプレーする。
吹き付けた後はしっかりと洗い流す。
4.忌避剤を使う
木酢液は、アブラムシなどの害虫を忌避するだけでなく、土壌の消毒や有用微生物を増やし、植物の根や芽の生長を促すともいわれており、植物の生育に良いとされる
濃すぎると害になるので、濃度には注意。
ニームオイルも発生前から定期的に散布することでアブラムシ等を忌避する。
ニームオイルも散布することで植物に栄養も与え、余ったら土にそのままかけることが出来る。
5.銀色の敷物で寄せ付けない
反射光を嫌う性質を利用して、シルバーマルチを敷いたり、銀色の光反射テープを張る
6.薬剤
「家庭園芸用GFオルトラン粒剤」「ベニカ水溶剤」「アーリーセーフ」「ベニカマイルドスプレー」他たくさんある。
ウチでは今年、イチゴで大量発生したが、上の「ベニカXファインスプレー」で撲滅&下の「ニームオイル」でその後発生せず!
発生しやすい野菜
- アサツキ・ワケギ
- イチゴ
- インゲン
- オクラ
- カブ
- カリフラワー
- キャベツ
- ゴボウ
- コマツナ
- サトイモ
- ジャガイモ
- シュンギク
- スイカ
- ダイコン
- タマネギ
- トウモロコシ
- ニラ
- ニンニク
- ネギ
- ハクサイ
- パクチー
- ピーマン・トウガラシ類
- ブロッコリー
- マクワウリ
- ミズナ
- ラッキョウ
- レタス
ウリハムシ
キュウリの葉についている茶色い虫を見つけた。
ウリハムシとは、別名「ウリバエ」ともいわれる甲虫類(こうちゅうるい)の一種。
キュウリをはじめとしたウリ科の野菜につきやすい害虫で、8月頃に成虫となり、葉っぱを食べて穴があき、次第にその周辺が枯れていく。
ウリハムシは天敵がいないため、捕まえてつぶすのが最も効果がある。

生育初期には致命傷となる場合があるが、ある程度成長した後なら葉が食べられても大丈夫らしい。
カナブンは益虫!
カナブンの幼虫は落ち葉を食べて分解し、腐葉土を作るため益虫。
コガネムシやドウガネブイブイと似ているが見分け方は?
カナブンの頭は四角く、背中に大きな三角形がある。

カマキリ
カマキリは益虫で、害虫をたくさん食べてくれる。
(正確には害虫も益虫も見境なく食べる。)

孵化したばかりの幼虫はアブラムシやダニ類を食べ、生長に従いバッタ類やカメムシなど大きな獲物を捕らえるようになる。
ソルゴーやエンバクなどを畑に植えると、カマキリが住み着きやすい環境になる。
晩秋に畑を観察すると、オクラの枝などにカマキリの卵鞘がついていることがあるので、卵鞘をストックしておけば、翌春に数百匹の幼虫が孵化して畑に散っていく。
保管は、暖かい場所では、早い時期に孵化してしまうので、屋外の寒い場所で。
カメムシ
六角形に近い形をした緑色や褐色の昆虫。
触ると悪臭を出し、種類は多く、日本だけでも約1000種類以上。
カメムシは、群がるように植物のあらゆるところに針状の口を挿して吸汁する。
新芽や花が寄生されると縮んだり奇形となって生育が妨げられる。
果実が寄生されると被害を受けた果肉部がスポンジ状になり、そこから腐ってきたり成長が止まり奇形となったりする。
対策
カメムシは移動性があり対処が困難。
幼虫や成虫を見つけたらすぐに駆除すること。
強くつかむと悪臭を放つので、ガムテームなど粘着性のもので捕殺。
数が多い場合は捕殺では間に合わないので、薬剤を散布する。
「ベニカ水溶剤」などが有効。
予防
草丈が低いものであれば、防虫ネットをつかう。
周辺の雑草や落ち葉など、成虫が越冬できる場所を作らないようにきれいにする。
発生しやすい野菜
- インゲン
- エダマメ
- オクラ
- ジャガイモ
- トマト
- ナス
- ニンジン
- ピーマン・トウガラシ類
- 食用ホオズキ
クモ
クモは肉食の虫で、畑を荒らす害虫を捕食してくれる。
ただし、セアカゴケグモなど、毒性を持つクモは注意が必要。
コオロギ
コオロギは野菜の芽を食べるので害虫扱いされるが、雑草の種もよく食べるから益虫の面もある。
コオロギはいろんな野菜を食べるが、特に8〜9月ごろの白菜やキャベツ、大根などの発芽してから間もない小さな苗を食べる。

コガネムシ
葉を食べる害虫。
特徴
- 頭部:丸い
- 背中:やや丸みがある
- 翅の付け根の逆三角形:小さい
- 色:緑色が多く金属のような光沢がある

タバコガ、オオタバコガ
ミニトマト「めちゃうま!イエロー」の実に穴が!!!
調べてみると、タバコガorオオタバコガの仕業らしい。
対策だが、オオタバコガとタバコガの幼虫時に薬剤で駆除しようとしても、既に果実の実の中に入り込んでいることが多いため、薬剤を直接幼虫にかけることができない。
新芽や花蕾を食害する若齢時の幼虫の頃に、薬剤で駆除するしかないようだ。


ダンゴムシ
枯れ葉を食べて消化し糞として土に還すので、土壌中の有機物の分解を担う益虫ともいえるが、量的にすくないので貢献度は低い。
ただ、個体数が増えたり餌が無くなると軟らかい葉、根、花芽などを食害する害虫。
テントウムシ
食性で分けると、肉食系や菌食系は益虫、草食系は害虫。
- 肉食のナナホシテントウやナミテントウなどは、野菜の樹液を吸って加害するアブラムシを食べてくれる益虫
- 菌食系のキイロテントウなどは野菜の病気の原因になるカビを食べてくれる益虫
- 草食系のニジュウヤホシテントウなどは野菜の葉や実をかじって食べてしまう害虫
ニジュウヤホシテントウは“テントウムシダマシ”とも呼ばれ、淡い茶色の体に28個の黒い模様(ホシ)があり、羽に毛が多いためツヤがない。
ナス科のナス・トマト・ジャガイモなどの葉を削り取ったように食べてしまう害虫。
他のテントウムシは基本的に益虫。

ニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)
ナスやジャガイモなど、主にナス科の野菜の主要害虫。
「ニジュウヤホシテントウ」という名前ですが、テントウムシと見た目そっくりなので「テントウムシダマシ」と呼ばれる。
肉食性で益虫のテントウムシに対し、草食性で作物を食害するテントウムシダマシ。
黒い斑点が28個と多いのも特徴。
成虫と幼虫(体長5mmほどで多数のトゲを持つ)が、葉裏から食害して生育を妨げる。
対策
幼虫・成虫は見つけしだい手で捕まえて駆除。
農薬(殺虫剤)は「ベニカXネクストスプレー」などが有効。
予防
収穫後の植物の残渣は早めに処分し、冬場は越冬場所になる落ち葉の除去など畑をきれいにする。
また、窒素過多にならないよう、肥料の与えすぎには注意。
裏葉に付いている20〜30粒の塊の卵や幼虫は、見つけたら駆除。
発生しやすい野菜
- ジャガイモ
- ナス
- ピーマン・トウガラシ類
- 食用ホオズキ
ドウガネブイブイ
ドウガネブイブイの幼虫は地中にもぐり根を食害するため、サツマイモなど根が成長する植物が被害を受けやすい。
ドウガネブイブイの幼虫の被害を防ぐためには、成虫であるドウガネブイブイを駆除する。
・ドウガネブイブイは雑草を食べるので刈り取る。
・成虫を発見したら殺虫剤などで駆除。幼虫の発見は困難。

ナガメ
ナガメ(菜亀)は、カメムシ目カメムシ科の昆虫。
「菜の花につく亀虫」の意味で、アブラナ科の植物に集まることから。
幼虫・成虫ともにアブラナ科の汁を吸う害虫。
被害を受けた葉には小さな白い班が生じ、数が多いとしおれる。
数が少なければガムテープなどで捕獲。
数が多くて困る場合には、育てている作物のカメムシ類に登録のある薬剤を使用。

ナメクジ・イモムシ
野菜の新芽や若い葉、花、果実の部分などをかじって食べる害虫。
軟らかい部分を好み、硬くなった葉や茎などはあまり食べない。
ネキリムシ
カブラヤガ、タマナヤガなど茎を食害するヤガ類(夜蛾)の幼虫の総称で、一見すると根を切られたように見えるため「ネキリムシ(根切り虫)」と呼ばれる。
体長40mmほどのイモムシ状の幼虫で、夜行性で昼間は土に潜っている。
苗が地ぎわで噛み切られて横倒しになったり、切られた葉などが土の中に引きずり込まれたりする。
雑食性で近くにエサになる植物があればそれを食べる。
他にエサがないと、発芽したばかりの苗や植え付け直後の苗が食害される。
雑草のないキレイな畑は被害がでやすい。
対策
昨日まで元気だった苗が翌朝にパタリと倒れていたら、ネキリムシの可能性が高い。
幼虫は、昼間は被害を与えた苗の付近の土中に潜り込んでいるので、数cmほど掘り返して探し、見つけたら手で捕まえて駆除。
また、農薬(殺虫剤)を使う場合は「ネキリベイト」などが効果的。
株元にばらまくだけで土の中に潜むネキリムシを誘い出し、食べさせて退治する。
効果は速効性で、植え付け後や発芽後の作物をネキリムシから守るので、被害防止に有効。
予防
幼苗の胚軸など柔らかい部分しかかじれないので、本葉4枚以上の苗を植えるようにする。
生えたての雑草もネキリムシにとってはご馳走なので、種をまいた畝にほどよく雑草を生やしておくと被害が軽減する。
また、株元に近寄れないようにすることで、ネキリムシから若苗を守る。
ペットボトルを輪切りにした高さ5cmほどのプラスチック筒を地面に1〜2cm差し込み、株元を覆って保護。
発生しやすい野菜
- キャベツ
- ジャガイモ
- ダイコン
- タマネギ
- トウモロコシ
- トマト
- ネギ
ハチ
ハチはチョウチョウの天敵。アオムシ被害を減らしてくれる。
また、ミツバチなどは花粉も運んでくれるので受粉の助けに。
バッタ
バッタは、野菜の葉を食害するので野菜にとっては害虫。
成長していくにつれて食害量も増えて、株全体の葉をほとんど食べてしまうこともあり、植物の成長に大きなダメージを与える。
バッタは葉の上に乗って、表側から食害して、葉に穴をあける。
バッタにとっての天敵であるカマキリを敷地内に放つことによって、バッタやアブラムシなどの害虫を追い出す。
カマキリが見つからない場合は、防虫ネットの使用。
設置するときの注意点は、少しの隙間もないように、防虫ネットを土の部分に埋め込む形にする。
手入れをする際の出入り口には重しを置くなどして、風が吹いても開かないようにする。

ハモグリバエ(エカキムシ)
ハモグリバエ(エカキムシ)は、ハエの幼虫。
成虫の体長は1~2mmのハエ。
ハモグリバエ(エカキムシ)の幼虫は、葉の中に潜り込み内部を食い進む。
葉に幅1~2mmくらいの、葉に絵を描いたように食害跡を残すので「エカキムシ」とも呼ばれる。
駆除をしないと、次から次へと葉をを食べられ、葉の変形、落葉、植物の生育不良の原因になる。
大量発生すると、葉は真っ白になり最終的には枯れる。
春は4月くらいから秋の11月くらいまで、長期間にわたり発生。
卵は3月くらいから孵化しはじめ、4月くらいに、葉に白い線が出てくる。
ハモグリバエ(エカキムシ)の種類は、トマトハモグリバエ、ナスハモグリバエ、マメハモグリバエなど。

発生原因
ハモグリバエ(エカキムシ)は春~秋に飛来して葉に産卵する。
また、苗についていることもある。
駆除方法
ハモグリバエ(エカキムシ)の幼虫は白い筋の先端にいるので、見つけて手やピンセットを使って潰す。
被害が大きい場合は葉ごと切り取って処分する。
予防
防虫用にネットをかける。
ハモグリバエ(エカキムシ)は黄色に引き寄せられる習性があるので、黄色い粘着トラップで捕殺する。
発生しやすい植物
ナス、トマト、カボチャ、エンドウ、キュウリ、レタス、キャベツなどの野菜。
ミント、ナスタチウム、バジルなど多種多様の植物。
ミミズ
益虫の代表のような存在。
穴を掘ることで土をかき混ぜてくれ、そのフンには栄養がたっぷり!
人間にも害は無い。
ヤスデ、ゲジゲジ
ムカデに似ているが、もっと足が多いのがヤスデ。
枯れ葉や菌類を食べて有機物に分解してくれる。
日本のヤスデは毒性もないので、やっつける必要はない。
ヨトウムシ

夜蛾の一種であるヨトウガやハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウなど、数種類の夜蛾の幼虫。
幼虫の体色は、緑色や褐色、黒色など変化が多く、生長すると体調3〜5cm。
昼は株元や敷きわらの下に隠れ、夜間に活動して野菜の葉を食害することから「ヨトウムシ = 夜盗虫」と呼ばれている。
対策
昼間は地面浅くに潜んでいることが多いので、被害株の近くを軽く掘って探し、見つけたら手で捕まえて駆除。
ただ、隠れて見つけにくいので、孵化直後、葉裏に群棲しているときに防除する。
殺虫剤は「STゼンターリ顆粒水和剤」が有効。
中・老齢幼虫になるにしたがって薬剤の効果が小さくなるので、若齢幼虫のうちに防除する。
予防法
野菜を植え付けたあと、防虫ネットや寒冷紗でトンネル掛けをして成虫の産卵を防ぐ。
また、成虫は赤色に誘引される性質があるので、野菜の周りに赤いものを置かないようにする。
発生しやすい野菜
- アサツキ・ワケギ
- イチゴ
- カリフラワー
- キャベツ
- ゴーヤ
- ダイコン
- ニンジン
- ネギ
- ハクサイ
- パクチー
- ピーマン・トウガラシ類
- ブロッコリー
- ホウレンソウ
- ラッカセイ
ワタノメイガ
幼虫はムクゲ、ワタ、フヨウ、オクラなどのアオイ科植物の葉を巻いて、中で葉を食害する。
オクラの葉が巻かれていたら、この虫の可能性が高い。


終齢幼虫の体長は22~30㎜、成虫は約30㎜。
幼虫の動きは速く、地面に落ちたり糸でぶら下がったりする。
大発生しない限り、葉を食害するだけなので、被害は小さいと思われる。
対策
発生が少ない場合は巻かれた葉を開いて、中の幼虫を捕殺する。
ワタノメイガに対する登録薬剤はない。
ハスモンヨトウに登録のある薬剤が散布されていると発生は少ない。
家庭菜園ではネットなどの被覆資材を被せて成虫の侵入、産卵を防ぐ。
よい土づくりへの挑戦
無農薬で野菜を栽培するために、病気に強く健康的な作物が収穫できる家庭菜園の土作りをしたい!
良い土とは、保水性、排水性(水はけ)、通気性が良い土のこと。
保水性があるのに排水性も良いとは、土が”団粒構造(だんりゅうこうぞう)”になっていること。
団粒構造とは、微生物の排泄物や粘液により、細かな土の粒子がくっついて団粒になっているもの。
基本的な手順
天地返し
石や雑草、木の根などを取り除き、30cm程の深さまで、土の表面と中をひっくり返す。
天気がよい日に数日から1週間ほど天日干し。
土を耕す
天日干し後、鍬・スコップなどを使い、土をできるだけ細かく・軟らかくなるように耕す。
通気性と排水性が高まり、野菜の根が育ちやすくなる。
酸度を調整
ほとんどの作物は、酸性の強い土で育たないが、日本の土は酸性に傾く傾向が強い。
酸度を調べる場合は、土壌酸度計(土壌pH測定器)を使う。
私が使っている土壌酸度計は「シンワ測定のデジタル土壌酸(pH)度計」
- 土壌酸度・土壌温度・土壌塩分濃度・土壌水分・照度の簡易測定ができます。
- 土壌酸度12段階:pH3.5~9.0(最小表示pH0.5、精度±pH0.5)
- 土壌温度:5~40℃(最小表示1℃、精度±1℃)
- 土壌塩分濃度(2段階):DANGER,NOR
- 土壌水分:5段階、照度:9段階
私がこれにした理由は、シンワ測定は他に4,000円、5,000円クラスの高級な土壌酸度(pH)計も販売しているので、精度が信用できるのではないかと思ったから。



野菜が好きな土壌酸度(pH)
多くの野菜は弱酸性の土が好き。
| pH | 作物名 |
|---|---|
| 5.0~6.0 | じゃがいも 等 |
| 5.5~6.0 | とうもろこし・スイカ・さつまいも・コマツナ・ニンジン・ニンニク・パッションフルーツ 等 |
| 6.0~6.5 | トマト・なす・きゅうり・かぼちゃ・いちご・ピーマン・だいこん・にんじん・キャベツ・ブロッコリー・たまねぎ・リーフレタス・チンゲンサイ・ズッキーニ・インゲン・タカノツメ・オクラ 等 |
| 6.0~7.0 | ネギ・ニラ・えだまめ・スナップエンドウ 等 |
| 6.5~7.0 | ほうれん草・メロン 等 |
酸度を調べたら、種まきや苗を植える予定の1~2週間前までに畑に苦土石灰や有機石灰を散布。
散布量は、育てる作物の好む土壌酸度(pH)によって調整するが、1平方メートルあたり100gが目安。
肥料や堆肥を入れる
肥料や堆肥の投入は有機物を混ぜ込むのがポイント。
投入後はしっかりと耕して全体を混ぜ合わせる。
畝作り
畝を作っておくと、野菜の根が伸びやすくなって排水効果も高まる。
とにかく楽で簡単に土作りがしたい!
土作りには決まった手順はない。
使用する土壌改良資材によって土作りの手順や工程、やり方は異なる。
とにかく楽で簡単に土作りができるようにと、微生物資材カルスNC-Rを使ってみることにした。


トウモロコシの収穫後、10㎝程に裁断し根も一緒に「カルスNC-R」「米ぬか」を振りまいてから土を上から載せておいた。
その際、雨が降らないようなら、水をかけておく。


緑肥
緑肥とは、栽培している植物をそのまま土の中にすき込んでしまうもの。
緑肥作物を活用することで良い土を作る一助になるし、緑肥作物は景観にもとても良い。
エンバクなどのムギの仲間、トウモロコシ、ソルゴーなどのイネ科の植物、あるいはクローバーやレンゲなどのマメ科の植物、他にマリーゴールド、ヒマワリなど。
完熟堆肥では、投入後程なく種まきや苗の植えつけができるが、緑肥はすき込んでから半月から1ヶ月、秋冬などの季節は、2ヶ月ほど待つ必要がある。
ソルゴー
イネ科の植物で、草丈が80〜100cmに育つ。
花が咲き、穂ができそうになったところで、いったん刈り込んでおくと、再生する過程で、わき芽が伸びてどんどん茂っていく。
1日の平均気温が15℃以上になれば種まきができる。暖地では5〜8月。
1㎡あたり4〜6gを条まきかばらまきして1〜2cm程度覆土する。
すき込む時期は、後作の種まき、苗の植えつけの約1ヶ月前。
ナス、キャベツ、ハクサイ、ホウレンソウ、コマツナなどのコンパニオンプランツ。
エンバク
イネ科のムギの仲間。
有害センチュウに対する対抗作物として利用されることが多く、品種ごとに、キタネグサレセンチュウやサツマイモネコブセンチュウなど、抑制・撃退できるセンチュウの種類は異なる。
また、ダイコンなどアブラナ科の作物を食害するキスジノミハムシの発生を抑制する品種もある。
暖地で3〜11月の間で種まき。(品種によっては、7〜8月の真夏を避けた方が良いものもある。)
種をまく量は1㎡あたり8〜10gで、条まきかばらまきして、1cmほど覆土し、しっかりと鎮圧。
すき込む時期は、後作の種まき、または苗の植えつけ1ヶ月前。
穂が実ってくる時期以降は倒伏しやすくなるので、その前をめどにすき込む。
カボチャのコンパニオンプランツ。
マリーゴールド
ネコブセンチュウやネグサレセンチュウの対抗作物。
生育期間中に根から分泌される物質で、有害センチュウの繁殖を抑制する。
緑肥用の品種としては「アフリカントール」が有名で、小輪種フレンチタイプよりも草丈が高く60〜70cm以上になる。
また、黄色や橙色の美しい花をつけるので、景観性にも優れる。
暖地では4〜7月がまき時期で8月に開花。
寒地では直まきよりも、育苗して苗を植えつける。
幅60〜70cmの畝に、10cmの間隔で5〜6粒程度、点まき。
すき込みは、スコップやホーで根っこから掘り返して倒伏させ埋める。
ダイコンを混植すると、ダイコンに発生しやすいネコブセンチュウの活動を抑制してくれるほか、ダイコンなどアブラナ科を好む、コナガ、モンシロチョウ、ハムシなどの害虫を退けてくれる
最も病害虫が発生しやすい夏に、この方法で栽培すると良い。
クローバー(シロツメグサ)
マメ科の植物で、根にすむ根粒菌が待機中の窒素を固定する。
炭素比率が低いので、土の中の分解が早くなる。
冷涼で湿潤な気候に適すが、夏の高温にも耐えることができ、土壌条件に対する適応性もある。
地表を覆う「ほふく茎」を出して繁茂するため、雑草をよく抑制する。
また、地表に咲き乱れる白色の花は、景観性にも優れる。
暖地では、9月中旬〜11月にまいて越冬させ、6月に開花を迎える作型と、3〜6月に上旬にまいて7月に開花を迎える作型が標準。
1㎡あたり2〜3gばらまきし、種が隠れる程度に覆土して鎮圧。
すき込みは、スコップやホー、クワなどで、立毛のまますき込み、土と均一に混ざるように耕す。
マメ科のクローバーとアブラナ科のキャベツは、根圏に生息する微生物の種類が重ならないため、混植すると多様な微生物が育まれ、生物性の改善に繋がる。
また、クローバーにはキャベツの害虫であるアブラムシやヨトウムシが寄生するが、それをエサとする天敵もやってくるので、バンカープランツとしての効果もある。
クリムゾンクローバー
クローバーの仲間の一年草で、深紅のストロベリー状の美しい花をつける。
ダイズシストセンチュウの対抗作物として使われることが多いが、景観性にも優れ、緑肥以外にも切り花や鉢植えとしても利用される。
種まきは、暖地では9月下旬〜11月中旬(開花5月)と3〜4月中旬(開花6月)。
種をまく量やすき込み方はクローバーと同じ。
タマネギがコンパニオンプランツ。
大気中の窒素を固定して玉ねぎの生育を促進してくれる。
また、花にはタマネギの害虫であるスリップスやアブラムシが増殖するので、それをエサにする天敵を呼び寄せてくれる。
有機栽培への挑戦
せっかく自分で野菜を作るなら、からだのために農薬を使わないで栽培したい。
そんなに量は多くないのだから頑張ろう!
自家製お酢
YouTubeでよくみている塚原農園さんのおすすめ。
市販のお酢に、タカノツメ、ニンニクを入れて、500~1000倍に希釈して噴霧器で散布。
うどんこ病、べと病はこれで大丈夫。

ニームオイル
ニームは「インドセンダン」という、インド原産の植物で有効成分は「アザジラクチン」。
スリップス、ハダニ、オンシツコナジラミ、アブラムシ、ハモグリバエ、カイガラムシ、コナガ、ハマキムシ、センチュウ、ヨトウムシ、ネキリムシなど、ニームは200種類以上の害虫に効果がある(らしい)。
ニームオイルの付着した植物を避ける「忌避効果」と、その植物を食べた害虫の成長が阻害され、食欲が著しく減退し餓死する「摂食阻害作用」により、植物が守られる仕組み(らしい)。
また、ニームには抗菌作用もあり「うどんこ病」や「さび病」に効果的(らしい)。
安全面では、日本では2005年11月の告示において、「ニームオイル」およびその主成分「アザジラクチン」は厚生労働大臣より、人の健康を損なうおそれのないことが明らかな物質に指定された。
私の使っているニームオイル
ニームオイルはかなりの臭いがするらしいが、これはレモンの香がするので空気がさわやかになる。
左の注射器は、1000倍希釈のためにダイソーで買ったスポイト

噴霧器で散布
先日ジャガイモに噴霧しましたが、楽ちんでした!
マルハチ産業 蓄圧式スプレー 2L マイスター ロングロータリー












